きものSalonでもおなじみ、
一枚の布をバッグに変身させる魔法のハンドル「Someco(サムコ)」の考案者・新井典子さんが、自家製マスクの作り方を教えてくださいました。
きものの端切れや和柄の布で作れば、きもの姿のときにも違和感なくつけられます。
上写真は京絞りの布で作ったもの。今回ご紹介するのはアイロンやミシンを使用しない一番シンプルな方法。ぜひお好きな布でオリジナルのマスクを作ってみてください!
【材料】
・表布(目の細かく通気性のよいもの。シルクや木綿がおすすめ)
・裏地のガーゼ
・ゴム30㎝×2本(手に入らなければ木綿テープやリボンでもOK)
・針と糸
【作り方】
1)表地を左右対称に1枚ずつ切り取る。耳にかける側は型紙より1.5cm長めに。
2)裏地のガーゼも同様に切り取る。裏地は型紙どおりのサイズに。
3)それぞれマークした1cm内側を縫い合わせる。
4)中表にして縫い目どうしを合わせる。
5)縫い代は、裏地と表地で左右互い違いに倒すのがポイント。
6)まち針で固定して、マスクの上下を縫う。
7)上下を縫い合わせたら表に返す。
8)マスクの上下のふちから1cmを縫って表裏を定着させる。
9)両端に、幅1cm程のゴム通し穴を作る。
10)まち針で固定して、まつり縫いに。
11)左右それぞれ、長さ30cm程のゴムを通す。
12)まずは緩めに仮結びして、お顔に合うように調整。
13)完成
「Someco」の考案者・新井典子さんに聞いた
「美人マスク」を作るコツ
新井典子さん・型紙のように顎の部分をキュッと細めに仕立てること。「小顔効果」が期待できます。
・写真のような淡いサーモンピンク系の布を使えば、肌色を綺麗に見せるチーク効果も狙えます。
・こちらの型紙を基本形としてまずは一つ作ってみて、鼻や頬の高さや好みの装着感に合わせて補正してみるといいでしょう。
●このマスクが商品化されました!
「鹿の子だマスク」
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