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『家庭画報』2023年2月号では「『箱根駅伝』―4年生たちへのエール!―」と題し、箱根に懸ける選手や監督の思い、大会の見所などを紹介しています。今回は特に4年生、そして主将・副主将・主務にスポットを当てて取材。この記事では、駒澤大学、
青山学院大学、
順天堂大学の貴重な未公開写真、そして誌面に書ききれなかったこぼれ話をお届けします!
「箱根駅伝」フォト特集 vol.1 駒澤大学編
「未公開写真」をフォトギャラリーで見る>>第1弾は第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称・箱根駅伝)において、往路・復路の総合優勝を果たし、出雲駅伝、全日本大学駅伝とあわせて見事、三冠を達成した駒澤大学。
第98回大会では、学生陸上界のエース・田澤 廉選手が3年生ながら主将を任され連覇を狙いましたが、総合優勝を飾った青山学院の前に涙を飲みました。22年1月、田澤選手から主将を引き継いだ山野 力主将と円 健介副主将を中心に、その悔しさをモチベーションに変え、三冠を目標に団結。
競技や練習面では、田澤選手が背中で引っ張りました。走法や脚の長さ、メンタルの強さを含め、日本人としては規格外の強く速い走りにリスペクトを込めて、“レン・タザワ”と留学生選手のように表されることもある田澤選手。レベルの高い練習を部員に見せ続けることで、みなの意識を高め、全体の底上げにもつながったのです。
『家庭画報』の誌面と
このフォトギャラリーでも触れていますが、駒澤大学の玉川グラウンドへ取材にお伺いした11月末、チームに覇気があってとてもいい状態にあると感じました。フォトギャラリーをご覧ください。山野主将と円副主将、並木大介主務(2年)の弾けるような笑顔! 寮母の大八木京子さんが「山野は、ふわふわしているところ(笑)としっかりしているところを併せ持っているのですが、上級生になるにつれてしっかりしてきましたね。うまくまとめてくれています」と語っていたように、彼らと田澤選手を中心にチームが一つになっていたことも大きな勝因に違いありません。