声も可愛らしい倉科さん。NHK連続テレビ小説『ウェルかめ』でヒロインを務めてから、今年でちょうど10年。 舞台『CHIMERICA チャイメリカ』が開幕しました。作者は、英国の若手劇作家ルーシー・カークウッド。1989年に中国で起きた天安門事件を背景に、様々な問題を浮かび上がらせる作品です。この舞台で新たな役柄に挑んでいる倉科カナさんを、稽古場でチャッチ。その素顔と作品の魅力をご紹介します!
――日本で昨年初上演された『チルドレン』も大好評だった、注目の劇作家の代表作『CHIMERICA チャイメリカ』。戯曲を読んでどう思われましたか?「とても面白くて、引き込まれました。政治や経済のことも絡めつつ、点と点が繋がっていくように人間模様が描かれていて。会話のテンポもすごくよくて、ジョークひとつとっても洒落ているので、作者のルーシーさんはなんて素敵な感性の持ち主で、頭が切れる人なんだろう!と思いました。ただ、果たして自分にこれができるだろうか?とも思いました(笑)」