天空不動産本社勤務の狸穴 迅役の沢村一樹さんと東京第二営業所に配属された新入社員・山田正義(ジャスティス)役の志尊 淳さん。2018年の4月クールに放送され、大きな話題を呼んだドラマ『おっさんずラブ』が、笑いも感動もスケールアップ! 『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』として、大ヒット上映中です。ドラマでは、三角関係に陥るも、ハッピーエンドを迎えたポンコツサラリーマン・春田創一(田中 圭)、デキる上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、エリート・牧 凌太(林 遣都)。劇場版では、狸穴 迅と山田正義(ジャスティス)が加わり、五角関係に!? 新キャストとなる沢村一樹さんと志尊 淳さんに、撮影中のエピソードなどを伺いました。
——本作の撮影に入るときはどんな心持ちでしたか?沢村一樹さん(以下、敬称略):謎めいた役柄でもあり、あまり遊べないなという悩みはありました。『おっさんずラブ』に参戦するからには、ただ普通に演じていたんじゃつまらないなとも思いながら……。そのさじ加減が難しかったですね。
志尊 淳さん(以下、敬称略):すでに完成されたチームに、途中から参加させていただくので、最初はどこかに遠慮があって。それを初日に圭くんが感じ取ってくださったんです。それで、その日にごはんに連れて行ってもらって、「何をやっても受け止めるから、志尊の好きなようにやってくれ」って言われて。
沢村:(志尊さんのシーンは)全部面白かったけど、初日ってどのシーンなの?
志尊:僕の初日は、春田さんとそば屋さんに行った帰り道、歩きながら「春田さんってお兄ちゃんみたいですね」って言うシーンです。
沢村:そのとき、ブレーキを踏んでる感じがしたんだね。
志尊:最初のバスのシーンとかは、2日目で。もう思いっきりやろうと思えているときでした。
沢村:よく切り替えられたよ。すごいね。