コロナ禍で制作したアルバムの3つのチャレンジ
メジャーアルバム第1弾『Here We Go』から2年ぶりとなる『Cure』を2020年11月25日(水)にリリースする小西真奈美さん。今作は、4人のプロデューサーがそれぞれオリジナルとカバーを1曲ずつ手がけていますが、「そういうお話をいただいて、面白そうだからやってみようと思ったんです」というところから制作がスタート。ただ、「プロデューサーさんが4人ということもカバーも、その中に含まれている洋楽曲を歌うことも、すべて初めてで。この3つが自分の中では新たなチャレンジでした」と小西さんは言います。
インディーズ時代の曲提供が縁で今回もプロデューサー陣に加わった亀田誠治さん、もともとASIAN KUNG-FU GENERATIONのファンだった小西さんがオファーをして叶った後藤正文さん、レコード会社からの提案を受けて「ご一緒してみたかったので」ということでお願いをした堀込高樹さんとKan Sanoさん。この4人のプロデューサーとは、コロナ禍でのやりとりになりました。中でも“初めまして”の堀込さん、Kan Sanoさんとは直接会わないまま、アルバムが完成。オンラインではミーティングをしたものの、「音のイメージを伝えるのは、すごく抽象的で難しかったです」。