182㎝の長身と、ご覧の端正なルックスの持ち主。シャイで穏やかな素顔もまた魅力的。2006年の日本初演以来、実に12年ぶりに新演出で甦るミュージカル『マリー・アントワネット』。フランス革命を背景に、王妃マリー・アントワネットと庶民の娘マルグリット・アルノーという2人の“MA”の運命を描き出すこの歴史ロマン大作に、端正なルックスと歌声で注目を集める古川雄大さんが出演します。演じるのは王妃マリーに献身的な愛を注ぐフェルセン伯爵(田代万里生さんとのWキャスト)。さて、その胸中は?
――絢爛豪華な衣装や新たな楽曲も追加され、日本で12年ぶりに甦る本作品。古川さんはご覧になっていますか?
「韓国版を拝見しました。正反対の立場にいる王妃マリーとマルグリットの思いが交錯する物語の中に、フェルセンとの美しい愛が描かれていたり、オルレアン公の企みがあったり……。人間関係が渦巻く様子がすごく魅力的に描かれていて、とても面白いなと思いました。
ロベスピエールをやらせてもらった『1789 ‐バスティーユの恋人たち‐』も、8月まで出演していた『モーツァルト!』も、時代背景が同じ頃なんです。またその時代の新しい人物を演じられることの面白さを感じています」