ドラマ『下町ロケット』で吉井 浩役を演じ、話題沸騰中の古川雄大さん。連続ドラマのレギュラー出演は、2010年以来8年ぶりになる。ほかの登場人物と比べて、吉井 浩が突出しているのは小物感!?
大農家の三男坊で農林業協同組合の職員ながら、「米なんて食えればいい」と言い放つなど不遜な態度を取るも、正々堂々立ち向かわれると、教科書通りの捨てゼリフとともに尻尾を巻いて退散……。10月に始まったドラマ『下町ロケット』の第6話から登場し、視聴者に強烈なインパクトを残した吉井 浩。演じるのは、ミュージカル界で次世代プリンスとして注目を集める古川雄大さんです。
阿部 寛さん演じる佃 航平が率いる佃製作所を辞め、父が倒れたことを機に米農家を継ぐことを決めた殿村直弘(立川談春)と敵対する吉井ですが、このドラマの中に多々現れる“敵”の中では少々異色。でも、「ここからですよ」と古川さん。
「ここからどんどん吉井なりに追い詰めていって、“こんなことしてくるんだ、コイツ”っていうところも出てきます。ただ、やることは幼稚なんですけど。ほかの登場人物と比べると小物感が強いというか(笑)。でも、それはそれでいいかなと思っていて。吉井がいることで殿村さんの米作りへの愛情もどんどん深まっていく。そういう役割だと思うので、そこがちゃんと伝わるようにできればと思っています」