この度、2021年1月に世界文化社より発行した書籍『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』を元に、BS11、TOKYO MXが番組を共同制作。2022年1月に「東京藝大で教わる西洋美術の見かた」(書籍同タイトル)の放送が決定しました。
ベストセラー『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』の著者、佐藤直樹・東京藝術大学准教授を迎えお送りする新春特別番組。
初心者には「美術鑑賞のコツ」を分かりやすく、美術ファンには「そうだったのか!」と膝を打つ解説を、ルネサンスの巨人ラファエッロをテーマにお届けします。
ダ・ヴィンチやミケランジェロを手本に自分の世界を作り上げていった技術、版画を使ってヨーロッパに自作を流布させた戦略、アルプスを越えたドイツの画家との交流……など。東京藝術大学の全面協力のもと、藝大の授業の様子や様々な施設の紹介も!
「東京藝大で教わる西洋美術の見かた」
【第1夜】
ダ・ヴィンチを学んだ "加工の天才" ルネサンスの巨人ラファエッロ
【第2夜】
"複製版画" でヨーロッパに伝播 ルネサンスの巨人ラファエッロ
●放送日時 ・BS11
【第1夜】2022年1月3日(月)21時~21時54分
【第2夜】2022年1月4日(火)21時~21時54分
・TOKYO MX
2022年1月2日(日)16時~17時45分(MX1)
●出演者〔教える人〕
佐藤直樹氏 (東京藝術大学 准教授)『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』著者。東京藝術大学教授。1965年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程中退。ベルリン自由大学留学、国立西洋美術館学芸課勤務を経て、2010年より現職。専門はドイツ/北欧美術史。編著書に『ローマ外国人芸術家たちの都』(2013年)、『芸術愛好家たちの夢 ドイツ近代におけるディレッタンティズム』(2019年)、『ヴェルヘム・ハマスホイ―沈黙の絵画』(2020年)ほか。〔ゲスト〕
松尾貴史さん1960年5月11日生まれ。神戸市出身。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。俳優、タレント、ナレーター、コラムニスト、“折り顔”作家など幅広い分野で活躍。カレー店「般°若」(ぱんにゃ)店主。近年の出演作品に舞台「鷗外の怪談」(2021)、舞台「ザ・空気ver.2 誰も書いてはならぬ」(2018)、ドラマ「獣になれない私たち」(2018)など。著書に毎日新聞出版社「ニッポンの違和感」他多数。篠原ともえさんデザイナー/アーティスト。1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。映画、ドラマ、舞台など歌手・女優活動を経て、現在はイラストレーター、テキスタイルデザイナーなどさまざまな企業ブランドとコラボレーションするほか、衣装デザイナーとしてもアーティストのステージ・ジャケット衣装を多数手がける。2020年、アートディレクター・池澤樹と共にクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。同年7月に開催した「SHIKAKU -シカクい生地と絵から生まれた服たち-」では、サステナビリティと向き合い廃棄となる余剰の生地を余すことなく使い切る衣装作品などを展観。2021年、日本タンナーズ協会と協働しデザイン・ディレクションを手掛けた革アクセサリーが、世界で最も歴史ある国際的な広告賞ニューヨークADC賞「The ADC Annual Awards」にて、ファッションカテゴリーにおけるトラディショナル・アクセサリー、イノベーションの2部門でメリット賞を受賞した。 これが藝大の美術史だ。作品のメッセージを読み解いて鑑賞眼を鍛える! 【大好評発売中】 『東京藝大で教わる西洋美術の見かた』佐藤 直樹 (著) 本書は、東京藝術大学で実際に行われている講義に基づいて作られた西洋美術の入門書。通史的に作品を概説するのではなく、著者の視点で選んだ個々の作品について、そこに込められたメッセージをわかりやすく読み解きます。クローズアップや補助線の導入など、読者の理解を助けるビジュアルも多用。楽しみながら、知らず知らずのうちに鑑賞眼が鍛えられることを意図しています。