フレッシュに、みずみずしく春の色を楽しむ「毎日のメイクにときめきを」 最終回(全5回) マスク生活でメイクをする日常が少し遠のいた時期を経て改めて気づかされたのが“心に効く”メイクの力です。色をのせたりラインを描くことで、ぱっと花が咲いたように気持ちが上がる。そのときめきこそが表情を輝かせ、毎日をいきいきと彩るのです。創刊65周年を記念したプレゼント企画とともに、春色のメイクをお届けします。
前回の記事はこちら>> 南 果歩さんの「春の顔」を解説
みずみずしい色と光をまとうことで幸せ感があふれ出すときめきの春メイクを、さっそく実践してみませんか。美しさを決めるコツとテクニックをヘア&メイクアップ アーティストの黒田啓蔵さんに教わります。
・春メイクの「肌作り」を解説した回の記事はこちら>>ポイントメイクは似合う似合わないの固定観念にとらわれず、心惹かれる色を選ぶ
「顔の中に強いコントラストをつくらず、トーンを合わせれば、一見難しそうな色も顔になじみます。また、色だけでなく、肌にのせたときの発色の仕方や質感選びが重要。パールの輝き、艶の強弱、シアー感。異なる質感をミックスすることでいきいきとした躍動感が生まれ、今らしいバランスに仕上がります」と黒田さん。
【Color3 Grayish Blue】
アイカラーのクールな輝きをグレーのラインで引き立たせる
見る角度によって色みが変わり、輝きと透明感で魅せるアイカラーがこのメイクの主役。その澄んだ美しさを生かすべく、アイライナーは黒ではなくグレーを選びます。クールなまなざしには、あえて愛され色の口紅を合わせます。
使用アイテムの詳細は下のフォトギャラリーからご覧ください>> 〔特集〕フレッシュに、みずみずしく春の色を楽しむ 毎日のメイクにときめきを(全5回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/野口貴司〈San Drago〉(人物)、藤本康介(静物) ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 スタイリング/坂本久仁子(南さん)、高橋尚美(静物) 取材・文/佐藤由喜美
『家庭画報』2022年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。