今こそメイクを 第4回(全6回) 肌は見た目の若々しさを左右するいちばんのポイントです。嬉しいことに、ファンデーションをはじめとするベースメイク製品の進化によって理想の艶肌が簡単に手に入る時代になりました。少数精鋭のアイテム選びと押さえておきたいポイントについて、わかりやすく解説します。
前回の記事はこちら>> カバー力も透明感も思いのまま
シンプル5ステップのベースメイク
5ステップで簡単・綺麗に仕上がる最新ベースメイク法をお届けします。
上質な薄膜で肌を美しく整える下地&ファンデーション
顔の中心部をきちんとカバーし、フェイスラインは薄く塗ることで、立体感のある自然な仕上がりに。また、目の際や小鼻、口角など、よく動く立体的な箇所を丁寧に仕上げることがきれいの鍵です。
【Step1】
ピンク系下地はあずき粒大を顔の中央部に塗る
手の甲にあずき粒大の量をとり、両頰、額、鼻、あごにのせます。それぞれ顔の中心から外側に向かって指の腹でのばしてから、スポンジでなじませます。
フェイスラインには塗りません。最後に上まぶたに塗布。
点線内が下地を塗るゾーン。鼻の下は明るくすると顔が長く間延びするので塗りません。
〔使用アイテム〕
明るいピンクが血色感を与えトーンアップ。美容液91%でみずみずしい。スキンプロテクター カラーコントロール 002 Healthy Rose 30g SPF40・PA+++ 4180円/アディクション
【Step2】
ファンデーションはパーツごとに丁寧に塗っていく
顔全体であずき粒大の量が目安。
(1)右頰 (2)左頰 (3)あごにのせて鼻の下まで。(4)額にのせ、鼻筋を通って小鼻まで。(5)(6)目の周りは極少量を。
目の下は目尻から目頭へ。シワの溝に入れるようトントンと塗ります。
目周りと小鼻はスポンジで丁寧になじませ、フェイスラインはフェイドアウトするようにぼかします。
〔使用アイテム〕
自然由来成分94%配合の心地よい薄膜の仕上がりで肌悩みをカバー。くずれにくさもポイント。フリュイド ファンデーション N°1 ドゥ シャネル 全6色 30ml 9240円/シャネル
【Step3】
下地とファンデーションを混ぜたものをコンシーラー代わりに
手の甲でファンデーションと下地を混ぜます。目頭の下から頰骨の高いところまでトントンと点置きし、スポンジで目の際ぎりぎりまでなじませます。
お好みで上まぶたにも。くすみをカバーし、立体感が生まれます。
塗る範囲は目もと用の貼るマスクの形を参考に。下まぶたのくまをカバーしながら、ハイライト効果も。