たるみ悩みを最短ルートで解決。若さはフェイスラインで決まる 第6回(全11回) 長く続いたマスク生活の影響でクローズアップされているたるみの問題。自分が思っている以上に視線を浴び、見た目年齢を決めているポイントがフェイスラインです。たるみの原因に鋭く切り込んだ化粧品や、施術やサロンケア、姿勢改善からのアプローチなど、フェイスラインに早く“結果”が見えてくる解決策を取材しました。
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〔整骨〕小顔顎関節療法
代官山山口整骨院
両手のひら全体で下顎を捉え、じんわりと位置を調整。上顎と下顎のずれを正せば筋肉はあるべき位置に引き上がる「フェイスラインがくずれる原因はさまざまありますが、“顎関節のずれ”が要因になっていることはあまり知られていません」と山口良純院長。
「日本人の約80パーセントが、就寝時に食いしばったり、歯ぎしりをしているといわれています。歯が損傷するほどの力が加わると、顎関節の上顎と下顎(えら)の位置がずれ、結果、引っ張られた筋肉が下がり、たるむのです」。
多くの人が、前側に数ミリ以上のずれが生じているそう。「小顔顎関節療法」では、独自の手技によって顎関節を正常な位置に戻し、整えます。
電流で凝り固まった筋膜をゆるめ、引き上げるオプション治療(2000円)も受けられる。ほかにも伝統的なほねつぎ・整骨や整体など、院長の技術を求めて多くの女優が通う。「体が健やかに働く状態、その先に美しさがあると考えます。そのためにはセルフケアも大切。寝る前に深呼吸をするだけでも、食いしばりを予防できますので、ぜひ実践を」。
50代女性の治療直後の状態。前傾していた首がまっすぐになり、埋もれていた下顎のラインが現れた。 Information
代官山山口整骨院
東京都渋谷区恵比寿西1-17-10 地下1階
〔特集〕たるみ悩みを最短ルートで解決 若さはフェイスラインで決まる(全11回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/国井美奈子
『家庭画報』2023年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。