体を温めて不調を整える「冷えを改善する夏の薬膳」 第8回(全9回) 女性の冷えた体に優しくて、心も温まり、家庭のキッチンで作れるおいしい夏の薬膳料理を教えてください──。編集部の“わがままな”要望に、本草研究家の秋山あかねさんと広東料理の大崎 竜料理長が応えてくださいました。漢方的養生の考え方とともに和漢素材をたっぷり使ったレシピをお届けします。
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広東料理の名店・ヘイフンテラスの大崎料理長が夏の冷えに悩む『家庭画報』読者のために、スペシャルな薬膳のレシピを考案してくださいました。
【薬膳ドリンク】
薔薇の蕾とピーチリキュールの和漢カクテル
気血が巡り、心が落ち着く癒やしのカクテル。甘くてちょっと酸っぱい“おつかれさま”の一杯をそうぞ。
和漢素材
【1】
・ドライローズマリー…3グラム
・山査子(さんざし)…1グラム
・玫瑰花(まいかいか)…1グラム
材料(2人分)
・ピーチリキュール…150ml
・ジャスミンティー…適宜
・話梅…お好みで
作り方
1. 和漢素材【1】をピーチリキュールに漬け込み、一晩おく。
2. 1.をグラスに適量注ぎ、2倍の量のジャスミンティーで割る。好みでオンザロックでも。話梅(中国素材の干し梅)や香りづけに玫瑰花(まいかいか)を入れる。
ヘイフンテラス料理長 大崎 竜さん
横浜市出身。30年以上広東料理に携わる。ザ・ペニンシュラ東京館内の全中国料理を監修。
ヘイフンテラス
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京2階
TEL:03(6270)2888
定休日:月曜
〔特集〕体を温めて不調を整える 「冷えを改善する夏の薬膳」 (全9回)
撮影/本誌・西山 航 スタイリング/横瀬多美保 フラワーアレンジメント/恒石小百合 取材・文/浅原須美
『家庭画報』2023年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。