毎月ビューティーアンバサダーが、話題の美容新商品をお試し。それぞれの視点から語られるレビューや、美しく輝き続けるための美容秘話は必読。今月のビューティアンバサダーは、女優の一路真輝さんです。
「女性の魅力の多様性を引き出してくれるフレグランス。母娘で共有しても楽しめそうですね」―一路真輝さん
商品詳細は次ページプライベートでフレグランスをつけることはほとんどありませんが、逆に仕事をするうえでは、なくてはならないもの。香りは私にとって、メイク道具のように楽屋に並べて気持ちを高め、オンのスイッチを入れるツールなんです。
演じる役によって香りを変えますので、基本的に、1つの役に1つの香り。この役の女性にはどんな香りが合うかしらと、毎回いろいろ試して決めています。
同じ役を長年演じていたときにつけていた香りがあって、それを嗅ぐと、今でもその役の気持ちに戻るんですよ。こうしてあらためて振り返ってみると、香りも役づくりの一環になっているのでしょうね。
1人の女性の生涯をたどるようなストーリーの場合には、若い娘時代と晩年で香りを使い分けたり、汗をたくさんかく舞台では、香り立ちが控えめなボディミストやボディクリームをつけたりもしています。
女優さんの中には、ご自身の一部ともいえるぐらい定番の香りをまとっているかたもいらして、それも素敵で憧れますが、私はその時々にふさわしい香りを楽しむスタイルです。
「優美なバラの香りをベースに 爽やかさも感じられるフレグランス。とても新鮮で、気持ちが華やぎます」―一路真輝さん
この「ミス ディオール オードゥパルファン」は先日開いたライブで使わせていただきました。バラの香りが印象的な、華がありながらもエレガントな香りですね。うなじや手首につけて、あとは、ドレスの裾に、衣装さんにシュッシュッと吹きかけてもらいました。
華やかな香りに包まれることで、私自身の気持ちが高まりましたし、客席を回ったときには、お客さまにも香りを感じていただけたのではないかしら。
香りには言葉より雄弁に語る力がありますよね。それも一瞬で。初代の「ミス ディオール」が、クリスチャン・ディオール初のファッションショーの会場で香っていたという話を伺いました。今回のライブではそれに近い楽しみ方ができたのではないかと思います。