毎月ビューティーアンバサダーが、話題の美容新商品をお試し。それぞれの視点から語られるレビューや、美しく輝き続けるための美容秘話は必読。今月のビューティアンバサダーは、洋画家の城戸真亜子さんです。
「肌が引き上げられるような緊張感が心地いいリフトアップ美容液。細胞がリニューアルされていく感覚です」城戸真亜子さん
商品詳細は次ページ「みずみずしいジェルテクスチャー。肌にのせた途端にすっと入る浸透感が印象的です」
「オーキデ アンペリアル」は最高級スキンケアの代名詞的存在ですね。芸術品のようなボトル、優雅な香り、最先端の技術を感じる肌なじみ。すべてがラグジュアリーの極み。
肌のお手入れは気持ちをリセットし、高めていく時間でもありますから、高級化粧品ならではの豊かさを享受することは自分を大切にすることにつながると思います。
もちろん、高いエイジングケア効果は一番の魅力。今まで使ったどの製品も手応えが素晴らしく、全幅の信頼を寄せています。
そして長年にわたる蘭の研究も、このシリーズの贅沢さを印象づけていますね。深い森の中などに生息する稀少な蘭の生命力を探究し、それをスキンケアに生かしていく工程はとても神秘的。そんな想いを馳せながらのお手入れは高揚感を覚えます。
新製品の「オーキデ アンペリアル ザ リフト セロム」は細胞の酸素不足である“低酸素症”や肌細胞のゆるみがたるみを招くことに着目した美容液。
四六時中マスクをつける生活の中で息苦しさを感じることがありますが、そういう酸欠状態が肌の中でも起こり、老化を加速させるというメカニズムを初めて知りました。これを使うことで酸素不足が解消し、肌が息を吹き返すイメージが広がります。
先日、桃山時代の作品に焦点を当てた美術展『桃山 天下人の100年』で狩野探幽の襖絵『雪中梅竹遊禽図襖(せっちゅうばいちくゆうきんずふすま)』を鑑賞しました。
梅の木の枝の先に小鳥が飛んでいる瞬間を描写したもので、枝と小鳥の間にある絶妙な緊張感と余白で情緒を表現する日本人独特の感性が印象に残っています。
日本人女性が持つ美意識や、顔の余白ともいうべき肌へのこだわりは、そのような感性が連綿と受け継がれてきたからでしょうか。この美容液はたるみのもとに働きかけるだけでなく、ピンとした皮膚感をつくってくれますので、肌の美しさを大切にする家庭画報世代に、その繊細な質感の変化を感じてほしいと思います。