【問題】
「御朱印」はどうやって集めたらいいでしょうか?
文/磯 由利子 取材協力/神社本庁
神社や寺院から「御朱印」をもらう際には、「御朱印帳」を用意しておくのがお勧めです。「御朱印帳」は神社や寺院でオリジナルのものを販売していることもありますし、文具店などでも扱っています。1冊1000〜1500円で、20〜30か所の御朱印を記すことができます。「御朱印」は参拝した証しなので、社寺の手水舎(ちょうずや)で身を清め、本殿で参拝したあと、社務所やお寺の納経所などで「御朱印」を受け取りましょう。
近年人気の「御朱印集め」ですが、鉄道網が整備された明治以降、巡拝旅行と集印が盛んに行われるようになったようです。今でも神社やお寺に参拝した思い出として長年かけて御朱印を集める人もいれば、“御朱印巡りの旅”のように、ある地域の社寺を短期間に巡り参拝して集める人など様々です。ちなみに「御朱印帳」は神仏を尊ぶ思いが詰まった大切なものです。お守りやお札のように大事に扱いましょう。
【答え】「御朱印」は“集める”のが目的ではなく、参拝の結果“集まる”もの。参拝の記念として、「御朱印帳」に押印してもらうのがよいでしょう。
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