銀座の“粋”と“情熱”の物語 第7回 この街を愛し、支えている銀座人たち。1丁目から8丁目までの町ごとの会、並木通りや中央通りなど、通りごとの会など、組織の数は、なんと30以上。銀座の“横のつながり”の強さには驚くばかり。代々にわたって老舗を守ってきた人たちも、銀座で新たに店舗をスタートさせた人たちも、より心地よく美しい銀座になるように協力し合って街づくりに心を砕いています。そんな銀座で見つけた、とっておきの人、モノ、コトをご紹介します。
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銀座の街をかるたで楽しみましょう
光と影と祈りの世界を描き続けてきた、日本を代表する影絵作家の藤城清治さん。
実は最初の個展が開催されたことで、銀座はご自身にとって故郷のような街なのだそう。
そんな藤城さんの“銀座愛”が詰まったいろはかるたが、このほど銀座4丁目の書店、教文館に再入荷しました。
発売を待ち望んでいたファンにとって嬉しいニュースです。
町名や老舗のお店、ゆかりの人物を織り込んだ文字札に合わせた美しい影絵の絵札45枚は、すべてがオリジナル。
昔ながらの銀座の街を描いた藤城さんの素敵な影絵を見ていると、しみじみとノスタルジックな気分に。眺めているだけで銀座の伝統・文化の歴史探訪を楽しむことができます。
お気に入りの店や街角を探して。「銀座いろはかるた」絵札45枚、文字札45枚、解説書1冊セット。2500円/教文館4階エインカレム 表示価格は税抜きです。
撮影/大泉省吾(取材)、本誌・西山 航(静物) 取材・文/清水井朋子
撮影協力/教文館4階エインカレム ぎんざ空也 空いろ 銀座若菜 佐々木商店 東京鳩居堂 銀座本店 和光
『家庭画報』2019年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。