今、この時代を切り開く生き方と言葉「福澤諭吉のすすめ」 第6回(全7回) 明治維新の大転換期。当時は、アジアの国々は西洋列強に蚕食され、日本も植民地化されかねない、未曽有の国難の時代でもありました。そして今──私たちは100年に一度といわれる変化の渦中にあります。この難局に私たちはどう立ち向かうべきなのか、その答えを変革期の偉人・福澤諭吉の言葉と生き方に求めていきます。
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福澤諭吉の本邦初
監修・文/都倉武之 (慶應義塾福澤研究センター 准教授)
咸臨丸での初渡米以降も欧米を視察した福澤諭吉は、好奇心旺盛に街を歩き、近代社会のあり方を吸収。そしてさまざまなものを日本に根付かせました。まさに本邦初のオンパレードです。 〔特集〕今、この時代を切り開く生き方と言葉「福澤諭吉のすすめ」(全7回)
取材協力/慶應義塾福澤研究センター、慶應義塾広報室
※参考文献/『学問のすゝめ』『文明論之概略』『福翁自伝』(以上岩波文庫)、『福澤諭吉 家庭教育のすすめ』『福翁百話』(以上慶應義塾大学出版会)、『女大学評論・新女大学』(講談社学術文庫)、『現代語訳 学問のすすめ』『現代語訳 福翁自伝』『現代語訳 文明論之概略』『おとな「学問のすすめ」』(以上筑摩書房)、『福沢諭吉 学問のすゝめ』(NHK 出版)、『子どものための偉人伝 福沢諭吉』(PHP 研究所)、『慶應義塾150周年記念 未来をひらく 福澤諭吉展』(慶應義塾)
『家庭画報』2020年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。