癒やしの絶景美術館 第10回(全12回) 非日常感を味わいながら、心を癒やし、明日への活力をチャージする場所として美術館を楽しんでいるかたも多いことでしょう。展示作品はもちろんのこと、そのロケーションや建物も一体となってアートを堪能でき、心癒やされる美術館を全国各地で探しました。
前回の記事はこちら>> 藤子・F・不二雄ワールドに夢中になる庭園やカフェ
関根 勤さん、麻里さん父娘と「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」へ!(前回の記事)はこちら>>右・「ドラえもん」のひみつ道具の中でも絶大な人気を誇る“どこでもドア”。「あったらいいよねぇ」と勤さん。左・パーマン1号(右)と2号。小学生の頃、勤さんが最初に好きになったのが、『オバケのQ太郎』でした。「おばけといったら怖いはずなのに、毛が3本で愛らしい。ひと目で心をつかまれましたね。だから、僕、オバQはすごくうまく描けるんです」
オバケのQ太郎(右)とO次郎の兄弟も。「次に夢中になったのが『パーマン』で、その次が『ドラえもん』。みんな空を飛べるのがいい。子どもの夢をうまく体現してくれていますよね」(勤さん)。
一方、テレビや映画でずっと『ドラえもん』を観てきた麻里さんは、「ひみつ道具がどれも魅力的で憧れました。今も欲しいのが、食べるとあらゆる言葉がわかるようになる“ほんやくコンニャク”。あれがあったら、愛犬と会話ができるのにねと両親と話したのを思い出します」と話します。
藤子・F・不二雄と主要なキャラクターたちの銅像。次回は家族3世代でミュージアムに来たいというお二人。
「1歳の次女もドラえもんのことは認識しているんですよ」と麻里さんがいうと、「50年前、僕を夢中にさせたドラえもんが今では孫たちの心をつかんでいる。すごいことですよね」と勤さん。感に堪えない面持ちでした。
カフェで人気のドリンク「ドラえもんブルー」でドラえもんに変身!
〈麻里さん〉トップス、パンツ/ ザ・ケイジ(イジットアンドコーリミテッド表参道) 靴/アルカカフェで人気のドリンク「ドラえもんブルー」630円の特製ストローで、揃ってドラえもんに変身!「ソーダ味かと思ったら柑橘系でびっくり。爽やかでおいしいです」と麻里さん。
下のフォトギャラリーから詳しくご覧ください。 Information
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
- ●2022年6月30日(予定)まで「開館10周年記念原画展」を開催中。
各美術館の開館時間、休館日、展示期間、展示内容等は変更になる場合がございます。お出かけ前に美術館の公式ホームページ等をご確認ください。 撮影/大泉省吾 取材・文/清水千佳子 スタイリング/高野いせこ(勤さん)、繁田美千穂(麻里さん) ヘア&メイク/吉野美沙子(勤さん)、上野由可里(麻里さん)
『家庭画報』2021年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。