藤塚松星《潮》1978年 The Abbey Collection, “Promised Gift of Diane and Arthur Abbey to MET.” Image© MET近年、国際的に評価が高まってきている日本の竹工芸。
米国人コレクターのアビー夫妻が近現代の竹工芸に着目し、1990年代から収集してきた「アビー・コレクション」が初来日する。
2017年にメトロポリタン美術館への収蔵を機に開催され、47万人以上を動員した展覧会をベースに、東京国立近代美術館 工芸館が所蔵する近代工芸の名品とあわせて再構成。
飯塚琅玕斎(ろうかんさい)、小玕斎(しょうかんさい)父子ら大正・昭和の作家から現代の作家まで、その形態の美しさや表現の変遷を辿る。
竹工芸と縁の深い土地と作風との関連も興味深い。
『竹工芸名品展 ニューヨークのアビー・コレクションメトロポリタン美術館所蔵』
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2019年11月号掲載。
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