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記事一覧はこちら>> 生糸の品質向上と増産のため、器械製糸技術を普及させる目的で明治5年に設立された「富岡製糸場」。
工場の創業に際し建設された、2棟の繭倉庫のうちの1棟「西置繭所(にしおきまゆしょ)」が、足かけ6年にわたる保存整備工事を終え、グランドオープンを果たしました。
桟瓦葺きの屋根の2階建て木骨煉瓦造りの建物は、創業当時の趣を残した貴重な建造物です。
常設のギャラリーでは、製糸場で働いていた女性たちの作業服や、生糸作りの工程を解説する展示を見ることができ、タイムスリップしたような感覚に。
ガラスでできた近代的な佇まいの多目的ホールでは、コンサートや映画上映会などのイベントも開催されています。工場見学は予約制。
『家庭画報』2021年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。