365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】スタイル維持のコツを教えてください
年々ボディラインに自信がなくなり、ゆったりしたシルエットの服ばかり選んでしまいます。
【回答】食事によるダイエットは慎重に。友人と週1回のフィットネスジムで心身を健やかに
公私ともにユキ トリヰの大ファンだという、歌手で女優の西田ひかるさん。華やかなセットアップから、流れるようなラインが美しいドレスまで、見事に着こなしています。今回はボディメイクのコツを伺いました。
大好きな服を着こなすために、2つの努力を「鳥居さんの服は長年着させて頂いており、コレクションを拝見しただけで、着心地が想像できるほど。自分のサイズ感の目安にもなります。年齢的にも体重の上下はありますが、鳥居さんのドレスはハズせませんので、ボディメイクに励んでいます」と西田さん。そのために、2つのこと取り組んでいるそうです。
西田さんのインスタグラムより。食事バランスを大切に&漢方で体調をサポート「一つ目は、いわゆるダイエットですが、年齢や状況に応じた手法で、無理をしないことが大切だと痛感しています。職業柄、ボディラインのコントロールは大切で、“あ!これ以上は体重を増やせない!”という瞬間が、少なからずあるわけですが(笑)、40歳までは食事の量を減らしたり抜いたりして、なんとかなりました。
ところが、40代になってからは、体重とともに、肌のハリや健康も失われ、リバウンドもしやすくなったと感じます。そこで、食べる量ではなく“質”を見直しました。これまではご飯(お米)の量が多かった自覚があったので、それを少し減らして、代わりに野菜をたくさんに。また、タンパク質も動物性と植物性のバランスを考慮しながらしっかり食べるようにしています。
漢方にもトライしてみたら、自分に合っていたようで体調がとてもよくなりました。今では自宅で煎じ薬の漢方を飲んでいます」
週1回のフィットネスジムは、笑いの絶えない癒やしのひととき西田さんのボディメイクの鍵を握るもう一つが、9年ほど続くジム通いです。
「ママ友4人で週1回、パーソナルトレーナーをつけたクラスを受講しています。ピラティスやエアリアルヨガなど毎回内容が異なり、9年目になる今でも笑いが絶えません。
腹筋をしながら、『こんなことがあって大変だったの!』と、始終そんな調子ですが、先日、アメリカの健康系ポッドキャストを聞いていたら、『男性は黙々とメニューをこなすトレーニングが向いているが、女性は仲間と笑い合いながらトレーニングするほうが効果的』と。これでいいんだ、と納得しました(笑)。
女性は仕事に育児、介護など、マルチタスクで忙しいものです。そんな日々に、体を動かしつつ、気の置けない友人と笑い合えたら、ボディメイクと息抜きの一石二鳥に。おすすめです!」
西田ひかる/Hikaru Nishida
女優・歌手。1973〜85年、アメリカ・ロサンゼルスで暮らす。88年にレコードデビュー。以来、TVドラマやミュージカル、舞台など多彩に活躍。2002年に結婚。出産を機に、野菜ソムリエの資格を取得。趣味はゴルフ、刺繍、編み物。インスタグラム
@hikaru_nishida.official イラスト/umao 取材・文/佐野有子
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