美容家・川邉サチコさん、美木ちがやさん親子が実践。気軽に試せる「美」のワンポイント

いつまでもはつらつと目指すは健康美

特別なケアをするのではなく、毎日の積み重ねこそが大切と考える川邉さんと美木さん。お二人が実践しているケアと、気軽に試せるメイク、ファッションについてのアドバイスをご紹介します。



川邉サチコさん

かわべ・さちこ　1938年東京生まれ。22歳で結婚後、美容家の義母と渡仏し、パリで学ぶ。世界で活躍後、94年に大人のトータルビューティサロン「川邉サチコ美容研究所」（現在のKAWABE. LAB）を開設。

美木ちがやさん
みき・ちがや　1963年東京生まれ。インテリアコーディネーターやスタイリストとして活躍後、祖母に美容を学ぶ。川邉さんとの共著『HAPPY AGEING これからの私に合うおしゃれ』（日本文芸社）がある。

Step1　まずはホームケアで丁寧な土台づくり

［食事・運動］
「腸に優しい食事をとり、運動で血液循環をよくしましょう」


川邉さんは、起きたら最初に白湯を一杯。朝食は、腸を整えるものを用意。2時間かけて作る玄米粥やオーガニックシリアルにヨーグルト、コラーゲン、はちみつを混ぜたもの。美木さんは、玄米と水素水を欠かさない。水素水は、体のさびを取るので、老化予防に。血行をよくするためにヨガやウォーキングなどの運動も。

［美肌づくり］
「朝、洗顔後に蒸しタオルと氷水でひと手間かける」


温冷ケアが透明感のある美肌へと導く方法としておすすめだそう。まず、水で濡らしたタオルをゆるく絞って、電子レンジで温めてから顔全体を覆う。その後、氷水で引き締める。これを交互に2回繰り返す。

［ヘアケア］
「ブラッシングが髪の未来を決めます。ヘアアクセサリーで日々の楽しみをプラス」

ブラッシングで頭皮の汚れを取ること、シャンプー後のすすぎを丁寧にすること、髪を生乾きにせずすぐ乾かすこと。これが美髪づくりの基本。グレイヘアを素敵に見せるには、バレッタなどで髪型にひと工夫加える。

［アンダーウェア］
「下着は肌触りのよいものを選び、就寝中は特に肌に優しいものを」


川邉さんご愛用は、「ハンロ」。肌触りはもちろん、フィット感も優れている。美木さんは、就寝中の肌着にこだわる。肌に優しいウール、コットン、シルク素材を重ね、五本指ソックスで冷えないように気をつけている。