コンシーラーは難しくて苦手というかたも多いと思いますが、40代後半からは、どうしてもくまやシミ、くすみなどのトラブルが目立ってくるもの。
昨今のファンデーションはナチュラルな仕上がりのものが増えているため、隠しきれない“肌疲れ”が露呈してしまっているかもしれません。
コンシーラーが難しいと感じる原因は、トラブルを上手に隠せない、よれやすい、使った部位がファンデーションから浮いてしまう、などがあります。
ですから、大人の肌には逆転の発想で、カバー力のあるタイプを“広範囲で”使うことをおすすめします。
例えば、くまや頰の高い位置に出やすいシミにそれぞれ使うのではなく、目の下の逆三角形エリアに、ファンデーションの代わりとしてコンシーラーを使い、丁寧になじませましょう。
もう1つ、悩みカバーだけでなく、光を集めるハイライト効果を備えているのもコンシーラーの特徴です。
ファンデーション一品で仕上げるより、立体感が生まれます。
目の下の逆三角形エリア以外にも、眉間、小鼻、唇まわりなどにもコンシーラーをプラスすると、ぐっと垢抜けた印象に。お出かけシーンの肌にも華を添えてくれます。
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/唐澤光也〈レッド ポイント〉 スタイリング/細田宏美
『家庭画報』2020年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。