365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
記事一覧はこちら 【お悩み】夏なのに、肌がカサカサして調子が悪いです。
夏なのに、肌が乾燥します。日焼け止めを塗ったり、紫外線防止の対策もきちんとしているのに、肌の調子がよくなくて……。
【回答】寒暖差ダメージによるトラブルかも。低刺激性の保湿化粧品で潤い補給を
回答者/近藤須雅子さん(美容ジャーナリスト)
夏になると、かえって肌が乾くという人は、実は少なくありません。というのも朝晩や数日の間に気温が大きく上下すると、心身に大きな負担がかかるため。
肌の乾燥や肩こりやめまい、冷え、不眠など、さまざまな不調を引き起こします。
温度差が5℃以上になると、こうした「寒暖差疲労」や「寒暖差アレルギー」の危険があると言われますが、夏は屋外と冷房の効いた屋内ではもっと大きな温度差があるのではないでしょうか。
夏の気温の上下は、肌へのダメージに資生堂の調査によると、敏感肌の女性の97%が、「寒暖差による乾燥などの肌ダメージを感じたことがある」そうです。
加えて、夏は空調を除湿モードにすることが多く、室内は冬以上にカラカラに。
汗ばむ季節、肌も十分潤っているような気になりますが、むしろ水分不足の可能性は大きいのです。
暑いからといって化粧水だけですましたりせず、しっかり保湿したいもの。美容液や乳液、必要ならクリームなども利用して、毎日のケアで潤いを補給しましょう。
寒暖差ダメージ対策には、低刺激性の保湿化粧品を外出する機会が多い等、寒暖差ダメージを受けやすい方は、バリア機能をサポートする低刺激性の保湿化粧品もおすすめです。
dプログラム カンダンバリアエッセンス 30ml 3000円/資生堂寒暖差によるダメージに注目。ゆらぎがちな肌のバリア機能をサポートしてくれる低刺激性の保湿美容液です。
近藤須雅子/Sugako Kondo
美容ジャーナリスト。京都生まれ。女性誌・美容誌をはじめ、多数の媒体で美容記事に携わり、35年以上にわたり最前線で活躍。趣味は着物、美術鑑賞など。