“若々しさ”は髪型で決まる!家庭画報世代のヘアサロン選び 第2回(全5回) きれいといわれる人はどのように、自分らしい、素敵なヘアスタイルを決定しているのでしょうか。答えは「ライフスタイル」にありました。お手本となるかたがたと、信頼のヘアサロンを訪ねました。
前回の記事はこちら>> 家庭画報読者に伺うライフスタイルに合わせた髪型の極意
ヘアサロンとの上手なつきあいは、ライフスタイルに合った理想のイメージをしっかりと伝えることから始まります。ここでは各界で活躍する3人の実例をご紹介。
今回ご紹介するのは、日本メナード化粧品常務取締役 勝部陽子さんです。
イメージが具現化されたヘアスタイルをご覧ください。
「会社の顔として、またよき妻・母・祖母として、常に表情が明るく見えるようなスタイルを心がけています」
──勝部陽子さん
〔会社の顔として〕「いつも笑顔で元気よく。すべての人が幸せであるように」日本メナード化粧品常務取締役
勝部陽子さん日本メナード化粧品常務取締役。宣伝広報などを担当。株式会社ダリヤ取締役を兼務。結婚後、ご主人の転勤で滞在したワシントンD.C.で人生の楽しみ方に開眼する。名古屋生まれの名古屋育ち。顔まわりをすっきりさせてはつらつとした印象に
美容業界において多様に活躍するメナード化粧品の常務取締役、勝部陽子さん。美のプロフェッショナルとして、成熟世代が美しく見えるヘアスタイルを実践しています。
「トップに高さを出して、見る人の目線を上に持っていきます。視覚的なリフトアップ効果ですね」。
豊かな毛量があり、若々しさの鍵であるボリュームには困りませんが、ハチの部分が膨らまないよう、気をつけます。
〔会社のイベントで〕会社の催事で。「美意識が高い女性たちが集まる時は、社員の手本となれるような装いを心がけます」。自分らしさという観点では「元気で明るく」を日頃から心がけているそう。
「髪は顔の額縁。若々しくおしゃれな雰囲気を大切にしたいので、メイクと同じくらい髪にも気を遣っています」。
〔家庭人として〕お孫さんが通うスクールで開かれたクリスマス会で。自然と笑みがこぼれます。サイドの髪は顔に沿わせず、根もとから立ち上げて顔から離すことで、はつらつとした印象に。
ライトブラウンの髪色や透明感のある肌と相まって、表情がより明るく輝きます。
もちろん、健康的な艶を保つため食事やインナーケア、ヘアトリートメントにも余念がありません。
サイドから後ろは毛先の動きを意識して束感をつくることで、軽やかな印象になります。勝部陽子さんの髪型の極意
【Cut】鎖骨の位置で揃えたセミロングほとんどレイヤーのない、セミロングのボブが長年の定番。巻いた毛先が鎖骨にかかる長さです。巻き方を変えたりアップにしたり、アレンジ次第でいろいろなスタイルが楽しめるそう。
【Color】元気に見えるライトブラウン勝部さんが目指す明るく元気なイメージに合わせたライトブラウン。同世代から羨ましがられるほど毛量が多い髪を軽やかに見せる効果もあります。カラーリングの頻度は2週間ごと。
【Styling】前髪の流れを生かした緩やかな内巻きフェイスラインの髪が顔にかからないように根もとから立ち上げて、すっきりとした印象に見せます。横に流した前髪とサイド髪を後ろへ流しつつ、毛先は緩やかな内巻きにスタイリング。