今こそ“軽やかな”目力を 第3回(全4回) 以前にも増して、目もとの大切さがクローズアップされる時代です。人に与える印象を決定づける、新しいライフスタイルにふさわしい目力とはどのようなものでしょうか。明日から実践したい成熟世代のためのアイメイク術と、目もとの肌悩みをケアするお手入れ法をプロのかたがたに教わりました。
前回の記事はこちら>> 【スキンケア実践編】
目まわりのくすみを一掃して、質感をなめらかに整えるクレンジング&ヒアルロン酸注入ケア
教えてくれたのは...
皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生2011年に美容皮膚科クリニック「銀座ケイスキンクリニック」(70120-282-764)を開設。最先端の照射・注入施術をオーダーメイドで行う。雑誌、テレビ、講演等でも活躍。右・ベタつかずポイントメイクをすっきりオフ。アイ&リップ メイクアップ リムーバー100ml 3000円/スック 左・デリケートな肌や目もとにも使えるオイル。美容皮膚科を中心とした医療機関取り扱いブランドで、慶田先生も愛用。ナビジョン DRメーククレンジングオイル 150ml 2500円(医療機関取り扱い)/資生堂デリケートな肌に刺激を与えない心がけを。進化型保湿で透明感とハリを高めて
「摩擦による刺激が目もとをくすませる大きな要因」と慶田朋子先生は指摘します。
「最近のメイクは落ちにくいので、クレンジングの際に力を入れて擦ってしまう人が見られます。一方で、クレンジング不足の人も。落としきれずに残ったメイクが目に見えない炎症から色素沈着を招き、くすみにつながります。優しくオフするには、洗浄力の高いオイルクレンジングを採用したり、しっかりメイクの日は専用のリムーバーを使い、丁寧に落とすことを心がけましょう」。
そしてまぶたの透明感のために欠かせないのが日々の保湿ケア。
「角層が潤い、表面のきめがなめらかに整うだけで、印象が明るくなります」。保水力に優れたヒアルロン酸などでふっくら感を保てば、メイクのシワへの落ち込みを防ぐこともでき、軽やかさと清潔感のある目もとに。
「バリアが薄く刺激を受けやすいパーツなので、保湿ケアでバリアを守ることはエイジングへのブレーキにもなります」。