365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
記事一覧/
ゲストの一覧 【お悩み】衝動的に甘いものを食べたり、ダラダラと間食したり、食生活が乱れがちです
つい食べ過ぎてしまい、反省することの繰り返しです。体の中から美しい「健康美」を叶える食生活のポイントはどんなことでしょうか。
【回答】心と体を整えることで暴飲暴食は減ります
回答者/長谷川理恵さん(ファッションモデル)
「食べてはいけない」と思うと、よけいに食べたくなるものです。私もガリガリに痩せた体を無理にキープしていた20代の頃は食欲との闘いで、ストレスまみれでした。
我慢を繰り返すと、心と体が真逆の状態となり、矛盾が生じます。ダイエットのリバウンドは、まさにそうした矛盾から起こるものでしょう。
無駄食いはしないこと我慢がつらいときは、いっそ食べたほうがいいと思います。
ただ、どうでもいいものをダラダラと口にするのはやめましょう。どうでもいいもので体がつくられてしまいます。
本当に食べたい美味しいものを味わって食べると、満たされます。あとは、そのぶん体を動かして帳消しにすればいいのです。
リラックスと運動が鍵。自分自身を大切に精神的なストレスは過食の原因になりやすいもの。肩の力を抜いて自分をリラックスさせる術をもちましょう。
運動も有効です。血流をよくして体調を整えると、甘いものを無駄に欲することがなくなります。私はフィジカルトレーニングをするようになってから、食の好みが変わり、おのずと体が求める栄養を摂るようになりました。
自分が心地いい食のスタイルを健康と美容にいいとされる食事法はたくさんありますが、人によって“正解”は違うと思います。大切なのは、そのスタイルが自分にとって心地いいかどうか。
私の場合は1日1.5食がベスト。朝は水分のみ。昼は軽食。夕飯は家族と一緒に食卓を囲み、栄養バランスを考慮しつつ、食べたいものをしっかりと食べます。
ワインが大好きなので、BIOワイン(自然派ワイン)もほぼ毎日飲んでいます。リラックスしながら楽しい食事をすると脳が満足するので、必要以上に食べすぎることがありません。
長谷川理恵/Rie Hasegawa
1973年生まれ。1993年よりファッション誌のモデルとして活躍する。ランニング歴20年、フルマラソン自己ベストタイムは3時間15分36秒。鎌倉でのライフスタイルが、幅広い女性に支持されている。食・ファッション・スポーツを通して様々な活動を推進。ヴィーガンパティシエ、WabiYogaインストラクターとしての顔も持つ。最近ではインスタグラムでのフィジカルトレーニング「リエトレ」が話題。
@rie_hasegawa https://lineblog.me/hasegawarie/ イラスト/umao 取材・文/佐藤由喜美
質問・お悩みを募集中!・・・連載「365日美と健康のお悩み相談室」では、読者の皆さんからのお悩みや質問を募集しています。
こちらのフォームからお気軽にお寄せください。