365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。
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ゲストの一覧 【お悩み】チークがマスクで落ちてしまいます
チークを使って血色よく見せたいのですが、マスクで落ちてしまいます。朝、丁寧につけても、マスクで擦れてしまって……。
【回答】密着するパウダーチークを、顔の「影」になる部分に分散させて
マスクに移ってしまったチークを見ると、ため息も出てしまいますよね。そこで、メイクアップアーティストの山口童子さんにポイントを伺いました。
「チークの役割は、血色感。生き生きとポジティブな印象に欠かせないアイテムですから、寒い時期こそチークの出番。それなのに、マスクとの摩擦で落ちてしまう……そこで、2つの提案です」
「パール入りのパウダーチーク」を密着させる「経験上、超微細なパールがブレンドされたパウダーチークやフェイスパウダーは、密着性に優れているようです。
粉体が球状であるのに対し、パール剤は、光を反射させるため板状。そのため、肌にピタピタッと接地して落ちにくい。ぜひ、パール粒子が細かいタイプをセレクトしてください」(山口さん)。
粒が目に見えるような大きめのラメ入りは、落ちたときにも目立つので、マスクメイクには不向きだそう。
「そして、密着性を高めるため、ファンデーションはクリームやリキッドなど“液状”のものがよいでしょう。下地→ファンデーションまで済ませたら、フェイスパウダーをつける前に、チークをのせます。しっとりしているうちにチークを重ねることで、ぴたりと密着します」(山口さん)
チークをのせるときは、大きめのブラシにしっかりと含ませてから、なでるように。
「さらに、チークの上にパール入りのフェイスパウダーを重ねれば、よりフィックス感がアップ」(山口さん)。
もしくは、ブラシにチークをとった後、そのままフェイスパウダーをとり、手の甲やティッシュの上でなじませてから頬につけてもよいでしょう。