クリスチャン・ディオールが愛し、幾度となくディオールの歴史を華やかに彩ってきたバラ。なかでもプレミアムな「ディオール プレステージ」のスキンケアに息づき、永遠の美へ導くような「グランヴィル ローズ」は特別な存在です。ディオールが紡いだ、そのバラをめぐる美しくも壮大な冒険の物語を、今井美樹さんが辿ります。
ブラウス24万2000円/ディオール イヤリング「ローズ デ ヴァン」(YG×ダイヤモンド×マザーオブパール)84万円/ディオール ファイン ジュエリー(ともにクリスチャン ディオール)
ノルマンディ地方の大自然に広がる海岸に佇む、クリスチャン・ディオールの生家レ リュンブ邸。「グランヴィル ローズ」の物語はここから始まります。
「花々は、女性の次に最も神聖な創造物」と語っていたクリスチャン・ディオール。なかでも、とりわけ情熱を注いだのがバラでした。バラは彼にとって、幼少期を過ごしたノルマンディ地方のグランヴィルの生家、「レ リュンブ邸」での幸せな時間を思い起こさせるもの。その美しい庭園には、母のマドレーヌが丹精して育てたバラの芳香が漂っていて、彼はそこでバラへの愛を育みました。バラはしばしばクリスチャン・ディオールのクリエーションのモチーフとなり、その花への情熱は脈々と受け継がれ、ディオールというメゾンにさまざまなインスピレーションをもたらしてきたのです。
レ リュンブ邸からもさほど遠くない、グランヴィルの海に臨む断崖で、吹きすさぶ潮風や激しい嵐にさらされながらも咲き誇る、野生のバラ。ディオールの植物学者たちが着目したのは、その驚くべき生命力でした。そして天才的な植物ブリーダーのジェローム・ラトーが、このバラのパワーをスキンケアのために高めるべく、バラのマリアージュに挑みます。10年をかけ、4万種ものバラの中から選び抜かれて7代にわたって交配を重ねた、肌のためだけに厳選された1種、それが稀有な生命力のカギを握る分子を宿した「グランヴィル ローズ」。プレミアム エイジングケア※1シリーズ「ディオール プレステージ」には、その恵みが余すところなく注ぎ込まれています。
※1 年齢に応じたお手入れ
1992年、ディオールはクリスチャン・ディオールの花への愛に敬意を表し、優れたスキンケア効果を持つ花々を育てるため、ロワール渓谷にディオール ガーデンを創設しました。そして2021年、スキンケアのために開発されたバラ、「グランヴィル ローズ」の栽培に特化した「ディオール ローズ ガーデン」を、その故郷グランヴィルに設立。唯一無二のバラは、ムッシュの生まれ育った地へと原点回帰を果たしました。ディオール スキンケアのバラへの情熱を具現化しながら、グランヴィル ローズの可能性を追求する新たな冒険の始まりです。
タートル16万5000円(参考価格)/ディオール イヤリング「ローズ デ ヴァン」(YG ×ダイヤモンド×マザーオブパール)84万円 リング「ローズ デ ヴァン」(PG×ダイヤモンド×ピンクオパール)指先から51万円 38万円/すべてディオール ファイン ジュエリー(すべてクリスチャン ディオール)
環境再生型の栽培に取り組むディオール ローズ ガーデン。2023年までには、5万株以上のバラの木が育つ予定だといいます。
グランヴィル ローズは、その力を十分に発揮させるため、野生に近い環境で育ちます。有機栽培の先駆者でもあるジェローム・ラトーは、他の植物とバラとの混栽により、バラの生命力が秘めた可能性をさらに広げながら、自然の防虫作用による無農薬化を図ることを推進していました。グランヴィル ローズ栽培の基盤となったのは、地球環境にも好循環をもたらすこの理論。化学肥料や農薬を一切使わずに育てられたグランヴィル ローズからは、優れた有用成分が抽出されています。
またこのローズ ガーデンには、在来生物たちのオアシスとなるような池も設置され、理想的な生物多様性を追求しています。新しいディオール ローズ ガーデンは、グランヴィルの動植物や土壌、そしてコミュニティを尊重しながら、生物多様性を守り、再生する壮大なプロジェクト。目指すのは自然と人、そして花が結びつき、響き合う「エデンの園」なのです。
このほどディオール プレステージの真髄ともいうべき、プレミアムを極めたクリームが誕生。
「今が自分にとって、このクリームと出会うべきタイミングだったと思う」と語る今井美樹さんが、
年齢を重ねること、そしてクリームへの想いについて語ってくださいました。
1986年歌手デビュー。CM・ドラマ・映画等、活動の幅を広げながら「瞳がほほえむから」「PIECE OF MY WISH」「PRIDE」など数々の大ヒット曲を発表。今年9月東京にて上映されるドキュメンタリー映画『紅花の守人』ではナレーターを務め、10月にはビルボードライブ公演を東京・大阪で開催。世代を超えた幅広い人気は今なお健在。オフィシャルHP:www.imai-miki.net/
ジャケット55万円 スカート58万5000円 インナースカート(参考商品)/すべてディオール ネックレス「ローズ デ ヴァン」(PG×ダイヤモンド×オニキス)66万円/ディオール ファイン ジュエリー(すべてクリスチャン ディオール)
ディオールのこれまでのバラの研究、すべてを注ぎ込んだクリーム。優雅なパッケージに心も華やぎます。
「世の中にはバラを使った商品が溢れていますが、そんな中でもこれはつけた瞬間に『ああ、気持ちいい』と心底思えるクリーム。テクスチャーのバランスが素晴らしく、ヴェールをまとったような感覚や、すっと素直に入ってきて細胞にまで染み入るような香りに、今後の肌の変化への期待も膨らみます」と語る今井美樹さん。変わることのないいきいきとした笑顔がとても魅力的ですが、実はこの数年「年齢を重ねることを楽しいとは思えなかった」といいます。「自分では年齢をただの数字と捉えていても、確実に体調などに変化が現れ、その事実と向き合わなくてはいけない」。でも、来年60歳という節目の年を迎えるのを前に、「心が軽くなってきました」とも語ります。「年齢は止められるものではないから、進んでいかないと。それには自分でかけた重い扉の鍵を開けて新しい一歩へ踏み出すだけ。ただ心身ともにヘルシーでいないと楽しくないから、自分のメンテナンスはしっかりしていきたいと思っています」。
数年前までは化粧品選びにも、こだわりがなかったという今井さん。「でも、このクリームはこれから使うのが本当に楽しみ。何事にもタイミングはあるもの。これまでも、すごく困ったときにこそ必ず手を差し伸べて引き上げてくれる人やものとの出会いがありました。このクリームは、自分の中のセンサーが『相棒にしたい』といっているかのよう。毎日数分でも、このスキンケアを使う自分だけの時間を持ちたい、と思います」。
ディオール プレステージからデビューした、ディオールのすべてを注ぎ込んだ、宝石のようにプレシャスなクリーム。比類なきバラの新しい力を革新的な抽出技術が引き出して、ふっくらとハリ感に満ちた肌へと導きます。
なめらかなテクスチャーがとろけるように肌に溶け込んでいく感覚は、まさに至福。
リッチでいて肌にベタつきが残りません。
ディオール フローラル サイエンスが誇る技術力を結集。グランヴィル ローズが秘めたパワーを、珠玉のスキンケアに昇華させてきた「ディオール プレステージ」。茎から花びらをはじめ、このバラの各部位に宿る分子の力を捉え、肌に届けるために、植物を尊重したさまざまな方法で成分開発を進めてきました。
そして、2022年。これまで抽出できなかった有用成分が得られる、先進の高分子エコ抽出方法を採用。88種の分子を含むエキスを、新鮮な花から抽出することが可能になりました。有用成分を豊富に含むローズエキスと、ローズサップ(樹液)のエキスなどを融合させて生まれたのが、「ローズペプチド※2」です。
肌をすこやかに導き、ふっくらとしたハリ肌へ。新登場の「プレステージ ラ クレームN」は、この「ローズペプチド」を配合。極上のテクスチャーは肌に水分を取り込み、潤いを保つ独自のテクノロジーも搭載。目に見えてキメ密度の高い肌を叶えます。
さらに傑作と名高いプレ美容液、「プレステージ マイクロ ユイル ド ローズ セラム」も一緒に。濃密なローズ マイクロ パールが溶け合い、微量要素とともに上向き印象に導いてくれます。
ディオールが注目する、革新的な科学領域「エイジ リバース」。その研究を続けるヴァディム・グランディシェフ医学博士によれば、エイジングには経過年齢(生年月日による絶対年齢)と、生物学的年齢(体の状態や身体機能によって定義づけられるもの)の2タイプがあります。後者においては、エイジングは努力によって、止めるだけでなく取り戻すことも可能なのだとされています。
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自然由来成分を94※4%配合。新しいエンブレム「ローズコンパス」が輝くジャーも美しくラグジュアリーに。環境に配慮したレフィルシステムを採用。
プレステージ ラ クレーム N 50㎖4万7300円、レフィル 50㎖ 4万700円/パルファン・クリスチャン・ディオール -
自然由来成分を92※3%配合。「導入」という概念を超えた手応えを感じる、大人気プレ美容液。
プレステージ マイクロ ユイル ド ローズ セラム 30㎖ 3万1350円/パルファン・クリスチャン・ディオール
※1 年齢に応じたお手入れ ※2 バラエキス、パルミトイルテトラ ペプチド-7、アセチルヘキサペプチド-8(整肌成分)
※3 自然由来指数92%(水62%を含む)。ISO16128準拠 ※4 自然由来指数94%(水60%を含む)。ISO16128準拠