『愛の不時着』など韓国ドラマや、K-POPグルーブ、BTSの世界的ヒットで、国境を越え幅広い世代から熱い視線を浴びている韓流文化。この夏は多くのK-POPグループも来日、さらに韓国で大ヒットしたドラマ『梨泰院クラス』が、日本で『六本木クラス』としてリメイクされるなど、ますます注目の的となっています。 2022年10月31日まで、ビザなしで日本からの渡韓が可能となり、改めて韓国旅行を楽しみにされているかたも多いのではないでしょうか。ここでは、今話題の新名所、韓国の魅力をご案内いたします。
今、韓国で一番話題の新名所「旧大統領府」
韓国で今一番の話題の観光スポットは、2022年5月に初めて一般公開された旧大統領府「青瓦台(チョンワデ)」。連日、事前予約した市民で賑わう旧大統領府の敷地は東京ドーム約5個分と広く、かつて盧泰愚(ノテウ)元大統領は建物と建物の間を自転車で移動していたという話も。歴代大統領が家族と暮らした官邸には畑や愛犬のスペース、またキムチ用のかめなども置かれ、かつての大統領の暮らしを垣間見ることができます。
その名前の通り、韓国の建築様式で最も美しいといわれる大きな八の字屋根に、鮮やかな青の瓦がはりつめられた「青瓦台」。アメリカのホワイトハウスになぞらえて、ブルーハウスとも呼ばれていました。建物の裏には北岳山(プガクサン)が。青い瓦屋根の下から美しい装飾を見ることができます。「本館」に入ってすぐ目にするのは、赤い絨毯が敷かれた階段。大統領が演説も行ったことも。「本館」2階の大統領執務室。歴代大統領が家族と住んでいた「大統領官邸」。建物裏には畑も。青瓦台ソウル特別市鐘路区青瓦台路 1, 青瓦台
URL:
https://www.opencheongwadae.kr/eng(見学には20日以上前に観覧ツアーへの申し込みが必要です。海外からの観光客は
青瓦台ホームページの英語版サイトから>>)
韓国の食文化を体験できる「韓食文化空間イウム」
日本でも人気の韓国料理。2022年3月、韓国の食文化を学び、体験できる「韓国食文化空間イウム」が、北村韓屋村にオープンしました。韓食の歴史を学ぶことができ、名人から教わる料理セミナーや伝統酒の利き酒を体験するスペースも。伝統酒がずらりと並んだギャラリーでは、予約制で試飲会にも参加できます。マッコリを自分でつくるキットや食べるマッコリなど珍しいものも販売されています。
イケメンソムリエが厳選した伝統酒の試飲も。韓食文化空間イウムソウル特別市鍾路区北村路18,2楼
URL:
https://www.hansik.or.kr/main/main.do?language=en_US