台湾、開運旅へ 第17回(全19回) 風水が生活の基盤にある台湾の人々にとって、開運スポットの寺廟で祈り、運気がいい場所を訪れるのは誰もが行う日常の一環です。風水師や台湾マダムに聞いた台湾、開運旅へご案内します。
前回の記事はこちら>> 地元マダムがおすすめする「運気が上がる、パワーチャージスポット」へ
人々が風水を大切に暮らしている台湾には、運気が上がるといわれているスポットが数多くあります。特に御利益があると巷で評判なのはどこか。
前半にご登場くださった風水師・魏嘉誾(ウェイジャイン)老師、ジュエリーデザイナーのアマンダ・チウさん、「玖尹(ジョウイー)」オーナーの顔瓊姿(イェンチォンズー)さんに教わった、地元・台湾マダムお二方がおすすめする厳選情報をご紹介します。
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九份(ジョウフェン)・
北投温泉(ベイトウウェンチェン)+陽明山(ヤンミンシャン)・
國立故宮博物院(ゴウリグーゴンボーウユェン)/南街得意(ナンジェダーイ)/春餘園子・
龍山寺(ロンシャンスー)・
松山慈祐宮(ソンシャンヅヨウゴン)・行天宮(シンテンゴン)
・大龍峒保安宮(ダーロンドンバオアングウ)(8月14日公開予定)
行天宮(シンテンゴン)
三国時代の名将関羽像。信義を堅く守り、理財にも長けたことから商売の神となった。質素で荘厳な雰囲気の前殿。三国志で有名な「関羽」を主神とし、仕事運のアップを願う人々が集まる霊廟
北台湾で最も参拝者が多く、地元の人々から深く信仰されている開運スポットです。境内向かって左側から入り、手を洗い口をゆすぎ、身を清めてから境内へ。看板の参拝方法に従って祈りを捧げます。
昼前後から18時過ぎまでの収驚(ショウジン)(思いがけない出来事で抜けてしまった魂を戻すお祓い)の体験もおすすめ。アマンダさんは「知恵を分けていただける廟」と語ります。
撮影/熊谷俊之 コーディネート/TOP TAIWAN 取材・文/池田真央〈OMIJIKA〉 構成・取材・文/小松庸子 取材協力/台湾観光局 ●NTD1=約4.5円(2023年6月8日現在)。掲載した商品やサービス等の価格は2023年6月8日現在のものです。価格には注意書きがない限り、税金が10%加算されます。●台湾への国際電話は、国番号「886」をつけ、最初の「0」を外しておかけください。●お店は臨時休業の場合もあります。営業日を確認のうえ訪問されることをおすすめします。
『家庭画報』2023年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。