季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
8月の庭で咲く「多年草・宿根草」
一覧でご紹介します。見比べながら日々のガーデニングの参考に、咲かせてみたい花を探してみてください。
〔宿根草〕
宿根ヒマワリ
ヒマワリ? それともキク? いえ、宿根ヒマワリ=ヘリアンサスです。これは日本に自生するキクイモ。
詳しく読む>>ヒメヒマワリ
小さなヒマワリに見えますが、ヒマワリではなくヘリオプシス。ビビッドな黄色の花が夏中楽しめる宿根草です。
詳しく読む>>ルドベキア
日本でよく栽培されているルドベキア‘タカオ’。他のルドベキアに比べると花はぐっと小さいのですが、とにかくたくさん花が咲き続けます。夏の花壇に欠かせない花です。
詳しく読む>>カライトソウ
長い花穂を垂らすように咲く姿はエレガント。神奈川県の山あいにあるガーデンで咲いていました。
詳しく読む>>レンゲショウマ
花径は3〜4cmほど。下向きに咲くなかで、カメラ目線に咲くレンゲショウマを見つけてパシャリと撮影。紫色のまん丸の蕾も愛らしい!
詳しく読む>>セダム
大型のセダムには、こんなに繊細なピンクの花を咲かせる品種もあります。宿根草のように花壇で使える多肉植物です。
詳しく読む>>セイヨウフジバカマ
淡い青紫の花が涼しげな青色フジバカマと呼ばれる人気品種。日本に自生するフジバカマの仲間で、花はアゲラタムとよく似ています。
詳しく読む>>ユーパトリウム‘アトロプルプレウム’
ピンクの糸状のものは花弁ではなく、2裂した花柱。この繊細な花姿はフジバカマとよく似ています。花色のピンクも落ち着いた雰囲気で素敵。
詳しく読む>>カワラナデシコ
これが大和撫子の語源となったカワラナデシコの花。切れ込みの入った繊細な花は、淡いピンクがとても涼しげ。
詳しく読む>>オミナエシ
ごく小さな花が密集した花序はふんわりと軽やかなボリューム感。透明感のあるオミナエシの黄色には、夏の盛りを過ぎ、初秋を迎える季節の空気感がよく似合います。
詳しく読む>>ミズヒキソウ
花茎がとても長いといいますか、この茎全体が花穂なのですね。水引のように贈り物のラッピングの飾りに利用したくなります。
詳しく読む>>トケイソウ
突起した3本は雌しべ、その下の緑色の突起が雄しべと葯、ひげのように繊細な部分は副花冠。その下に花弁とがく片があります。見れば見るほどこの精巧さに驚きます。
詳しく読む>>〔多年草〕
クルクマ
神奈川県のガーデンで咲いていたクルクマ。鮮やかなピンクに緑色のカエルのアクセント付き!
詳しく読む>>クロコスミア
クロコスミアの燃えるように鮮やかな花色は、遠目からでもわかるほどよく目立ちます。
詳しく読む>>ホリホック
猛暑の中で、高く伸びた茎にふんわりと大きな花を咲かせるホリホック。赤からピンクの華やかな花色を見ると明るい気持ちになります。
詳しく読む>>
MEMO
・一年草花が咲き、種子ができると枯れてしまうのが「一年草」。育てやすく、ガーデニング初心者におすすめです。・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。・花木(かぼく)「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。連載「365日 花散歩に出かけよう」をもっと読む>>