都(MIYAKO)通信とは…… 今世界の都では何がHOTなの――?! 毎週木曜&金曜日は、東京・京都・金沢・パリ・NY・ハワイの6都市から、現地特派員が最旬ニュースをお届けします。
桜めぐりで春の王道金沢を楽しむ
(金沢特派員:直江磨美)
雪国の金沢にとって、春の到来の喜びはひとしお。地元民も4月に入ると、こぞって春を求めて外出します。
満開の桜だけでなく、散り際の美しさも幻想的な金沢の桜。藩政時代の面影を残す街並みにも桜が彩りを添え、街歩きが一層楽しくなります。
桜の名所とともに訪れたい立ち寄りスポットも、併せてご紹介いたします。
無料開放とライトアップも魅力
「兼六園」
春爛漫の兼六園の曲水。写真提供:金沢市桜の時期の兼六園は、無料開放と同時にライトアップもされ、例年多くの人でにぎわいます。
園内には、約40種類400本を超える桜が咲き誇ります。どこを眺めても絵になる場所ばかりですが、木製の「花見橋」の下には曲水が流れ、その水辺の景色も必見です。
兼六園菊桜、兼六園熊谷桜、旭桜など、珍しい桜も兼六園内に咲く。写真提供:金沢市兼六園では、「兼六園菊桜」という品種も名物の一つ。
300枚以上の花弁があり、見た目もコロンとしており、その愛らしさも特徴です。深紅から薄紅、白色へと花色も変化し、その移り変わりも楽しめます。
こちらは、4月下旬~5月上旬が見頃ですので、桜のハイシーズンよりは、少し遅め。兼六園では、品種によって開花時期が違ってくるため、比較的長い期間、桜を楽しむことができます。
金沢城・兼六園管理事務所石川県金沢市丸の内1番1号
電話 076-234-3800
開園時間 7時~18時(10月16日~2月末は8時~17時)
無休
入園料 310円
※観桜期に無料開放日あり(2018年度は、4月8日まで)
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html