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写真/PIXTAニューヨーカーならではの桜を楽しむユニークなスタイル
(ニューヨーク特派員:長谷川安曇)
アメリカの桜といえば、ワシントンD.C.が有名ですが、ニューヨークにも多くの桜の木があります。1912年に日米友好の記念として、3020本の桜の苗木がワシントンD.C. に寄贈され、同年4月にはニューヨークにも桜が送られました。ハドソン河畔の公園内で、植樹式が行われ、桜は見事に植樹されました。
今ではニューヨーク市内の各地で、春になれば、美しい桜を見ることができます。桜の品種も多岐に渡り、代表的な「ソメイヨシノ」はもちろん、白く、可憐な雰囲気が漂う「スノーグース」、八重桜の「関山」、薄いピンクの色の「枝垂れ桜」(しだれざくら)など、30種類以上も存在します。
セントラルパークに咲く美しい桜。ニューヨークでの桜の見頃は4月中旬から5月上旬。日本より1ヶ月くらい遅いので、これからニューヨークに行かれる方にはお花見がおすすめです。
セントラルパークをはじめ、さくらパーク、ニューヨーク・ボタニック・ガーデン、ルーズベルト島など、様々な場所で楽しめますが、一番花見客が賑わうのは「ブルックリン・ボタニック・ガーデン 」の、その名も「サクラマツリ」です。