2018年7月14日、沖縄本島の中央部東海岸に、ひらまつグループとして4つ目となるザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座がオープンしました。 1982年、東京・西麻布の小さなフランス料理店からスタートしたひらまつグループは、2016年、「滞在するレストラン」をコンセプトにホテル事業を本格始動。ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツと名づけられた美食を堪能できるホテルを賢島、熱海、仙石原と続々オープンしています。 今回、新たにオープンした地、宜野座村は、美しいコバルトブルーの海はもちろん、手つかずの大自然が残されている沖縄でも貴重なエリア。東海岸でしか見ることのできない水平線から昇る朝日は、奇跡の風景と早くも評判です。 ロケーションの良さに快適な客室、サービスはもちろん、ひらまつならではの美食の魅力を3回にわたってリポートいたします。
第1回目のテーマは“東海岸の絶好のロケーション”。
リアルな旅の感動をお伝えしたいと、今回は特別に「家庭画報.com」メンバーズお2人にも参加してもらいました。
取材に同行いただいたのは、表千家茶道教授、アーユルヴェーダ講座講師など様々な活動をされている水上麻由子さん、フラワースタイリストの向井明美さんのお2人。
「ひらまつのレストランは度々、お伺いしていますが、ホテルは初体験。美味しいお食事、美しい景色を体験できる客室も楽しみにしています!」と水上さん(左)。
「滞在型のプライベートリゾートというコンセプトと聞いていますので、こちらでゆっくりと自由なお時間を堪能したいと思います!」と向井さん(右)。
海とホテルへと向かうアプローチが粋!
宜野座までは、沖縄・那覇空港から車で沖縄自動車道経由で約70分。ドライブするのにちょうどいい時間です。到着直前、右手(東方面)にコバルトブルーの海が見えてきたら
いよいよホテルが間近。入り口のゲートを抜け、少し車で走ると、まず、エントランス棟に案内してもらえます。ここでは小休止。着いてすぐにチェックインしないのが、実に粋な演出!
エントランス棟からは、大きな開放感ある扉の向こうに、美しい海、青空、原生林と、それらの美景になじみ、これから宿泊するザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 宜野座の宿泊棟と宿泊ヴィラ、レストラン棟が見えます。その景色はまるで名画のよう。左右にナチュラルウッドのジョージ・ナカシマの椅子がさりげなく置かれ、「おつかれさまです。いらっしゃいませ」という歓迎の心づかいが伝わってきます。
ホテルスタッフの方々の優しい笑顔と冷えたレモンウォーターがお出迎え。海からの心地良い風が建物を抜け、とにかく気持ちが癒やされます。
一度目の美景を眺めた後は、カート車に揺られ本棟へ向かいます。その間30秒。これが贅沢! 高いところから少しずつ下り、海に近づいて行くアプローチがまたワクワクな瞬間です。
レセプション棟に着くと二度目の美景ポイントが! 三角形の屋根の向こうには、さっきよりも近くにコバルトブルーの海が広がります。チェックインをする時間から日常からの解放を演出してくれているのが素晴らしい。
手つかずの原生林と海を見事に生かし、訪れる人に感動の景色を与えるこの立地とレイアウトは、ひらまつ創業者であり、現会長である平松宏之氏が、この地を初めて訪れたときに、思い描いたアイディアとのこと。旅のプロローグから“おもてなし”の心が伝わります。
一緒に訪れた「家庭画報com」メンバーズからも感嘆の声が。「最初のエントランス棟の演出からグッと心が奪われました」(水上さん)。「エントランス棟のブーゲンビリアをはじめ、至るところにお花があるのが気持ちいいですね」(向井さん)。
レセプション棟は昼間の青い空&青い海はもちろん最高ですが、マジックアワーには、またロマンティックな雰囲気で落ち着きます。 チェックイン時には、冷たいスイーツがサーブされます。宜野座のサトウキビを使った黒糖プリンです。