都(MIYAKO)通信 今世界の都では何がHOTなの――?! 毎週木曜&金曜日は、東京・京都・金沢・パリ・NY・ハワイの6都市から、現地特派員が最旬ニュースをお届けします。木曜・金曜更新。
都通信記事一覧へ>> 写真/Fabrice Hyber2018年のパリの食の粋を集めた「ボーパッサージュ」の食べどころ&買いどころ
(パリ特派員:大島 泉)
この一年のパリを振り返って一番話題の(メディアも取り上げ、パリジャン&パリジェンヌの評判も良かった)スポットといえば、パリ7区にオープンした「ボーパッサージュ(Beaupassage)」をおいて他にないでしょう。
左から、アブドラ・ファディガ(パッサージュ内のジムのオーナー)、山口淳一、ローラン・デュマ(プロジェクト全体の主導者)、ティエリー・マルクス、ピエール・エルメ、アンヌ=ソフィー・ピック、ヤニック・アレノ、オリヴィエ・ブラン、ニコル・バルテレミー、アレクサンドル・ポルマール 。(c)Anne-Emmanuelle Thionその名も「美しきパッサージュ」 オープンエアの美しい散歩道にずらりと軒を連ねるのは、有名シェフたちがそれぞれ楽しみながら作ったこだわりのお店ばかり。
本店よりも気軽に食事ができたり、持ち帰りできる美味しいものが並んでいたりと、食の楽しみに溢れています。
グルネル通り、ラスパイユ大通り、バック通りに挟まれた、1万㎡の敷地は、さながらビルの谷間の小さなオアシスのよう。白樺や楓などの木々が植えられた通りには、広々としたテラス席が設けられ、アート作品も飾られています。
(R)adelinemoreau8年間の工事を経て、正式にオープンしたのはバカンス明けの8月末のこと。とは言ってもここはフランス、いっせいにすべてがスタートしたわけではなく、まだ工事中のところもあれば、今月オープンしたばかりのお店もあります(筆者が取材したのは11月)。
日々進化するパッサージュの魅力をご紹介しましょう。
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