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観光途中に立ち寄りたい、センスのよさが評判のフローリスト5選

2019.04.19

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4月の都通信
花を愛でる

都(MIYAKO)通信 今世界の都では何がHOTなの――?! 毎週木曜&金曜日は、東京・京都・金沢・パリ・NY・ハワイの6都市から、現地特派員が最旬ニュースをお届けします。木曜・金曜更新。都通信記事一覧へ>>
パリ・モンマルトル近くの花屋「ミューズ」。

アンティーク家具の上に色とりどりの花がぎっしりと並ぶ「ミューズ」の店内。

今、パリで行くべきセンスの高いフローリストとは?


(パリ特派員:大島 泉)


パリの街中で春の訪れを感じるところといえば、まずはカフェのテラス席、そしてなんといってもフローリスト(花屋さん)でしょう。一年中花のあるフローリストでも、春になると店頭いっぱいに鉢植えが並び、ショーウインドーの中も春色に染まります。

ミモザに始まり、ラナンキュラス、チューリップ、ラベンダー……、日に日に色合いが豊かになっていくのは、季節のものをことさら大事にするパリならではです。

パリ市内には、なんと400軒を超えるフローリストがあります。なかでも、今のパリのスタイルをリードする人気の3軒と、多くのパリジャンが日常で頼りにしている2軒をご紹介します。

まず、今のパリを語るなら、という3軒です。

1.ミューズ


パリ・モンマルトル近くの花屋「ミューズ」。

一見無造作でロマンチックなブーケが「ミューズ」らしさ。

ロマンチシズムの騎手、マジッド・モハメッド氏が手がける人気店

1軒目は、モンマルトルのアベス広場近くの小道にある「ミューズ」です。オーナーのマジッド・モハメッドが、ここに店を開いて5年。小さなお店ですが、ファッションウィークの展示会やディナー、ショールームや高級ホテルなどに引っ張りだこの人気フローリストです。

パリ・モンマルトル近くの花屋「ミューズ」。

店内のいたるところが、天井まで花、花、花。

店内は色鮮やかな花で溢れ、造形的にも色彩的にもただ者でないオーラのものばかり。マジッドの作るブーケは、自由で個性的なロマンチシズムの中にも、バロック的であったり、無造作であったりと、見る者に深い印象を残します。

パリの花屋「ミューズ」のオーナー、マジッド・モハメッド。

オーナーのマジッド・モハメッド。

イラン出身で、会計士の職を経てフローリストに転身し、パリに来たというマジッド。季節のものやパリ近郊で栽培されているものを選び、サステナビリティを大切にしているそうです。

Muse


4 rue Burq, 75018 Paris
電話 +33 (0)1 46 06 52 49
営業時間 9時30分〜20時30分(月曜〜木曜)、9時30分〜19時30分(金曜・土曜)
定休日 日曜
https://www.facebook.com/MuseMontmartre
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