春夏秋冬雄大な景色を旅する 日本の絶景遺産 第11回(全13回) 豊かな自然に恵まれた日本には、絶景の名にふさわしい、感動を呼ぶ風景が数多くあります。未来に伝えたい“絶景遺産”を美しい写真でご紹介、今改めて“美しい国、日本”をお届けします。
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プロ写真家渾身の“絶景写真”
日ごろ家庭画報本誌でクオリティの高い写真を撮ってくださっているプロフェッショナルのかたがた。さまざまな風景を目にしてきた彼らのとっておきの絶景写真は、まさに“感動もの”です。私たちが撮影する際のアドバイスもいただきました。
能登上空より【石川県】
──阿部 浩さん
「能登の宿を撮影するため、羽田発のと里山空港行きに搭乗中、もうすぐ到着という間際、眼下に素晴らしい景色が広がっていました。やはり窓側に座るとラッキーなことがありますね。
ちょうど順光だったため、機体と能登の自然が写り込んで、面白い写真になりました。窓枠が入ったことで、より臨場感が出たと思います」
阿部 浩さんの撮影アドバイス飛行機の中からの撮影は、窓ガラスに自分が映り込まないよう黒ジャケットでカバーしています。水平さを保ちながら、露出オーバーにならないよう、チャンスを逃さず撮るのがポイント。
〔特集〕春夏秋冬雄大な景色を旅する 日本の絶景遺産(全13回)
取材・文/土橋育子
※誌面で紹介した絶景は、季節や気象条件などにより見られない場合があります。ご了承ください。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。