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都通信記事一覧へ>>エキゾチックな雰囲気のクッションが並ぶ、「キャラヴァン」サン・ポール店の一角。これぞ本場のクオリティ!パリならではのハイセンスなプチギフト
(パリ特派員:大島 泉)
フランスのお土産を用意したところ、日本でも売っていたり、値段も日仏で変わらなくてお互いにがっかりしてしまった……という話は、パリに暮らす友人たちからもよく聞く話です。
そこで、「これこそ、パリから日本に買って帰るべき」ものは何なのか、在仏・元在仏の友人や、パリをよく訪ねる日本の友人たちに徹底的にリサーチしてみました。
今回は、旅の途中でも荷物になりにくいお土産が見つかる3軒をご紹介します。
1.キャラヴァン
日本未発売の上質なリネンアイテムが勢揃い
シンプルながら洗練されたリネンアイテムが揃う「キャラヴァン」。ハウスリネンの本場、パリ
シーツにクッション、テーブルクロスやナプキン……と、さまざまな用途に使われ、フランスで昔から愛されてきた麻。夏は涼しくて冬は暖かく、使うほどに手触りは柔らかくなります。吸水性があり汚れは落ちやすく、そのうえ丈夫なのが麻の良さです。
かさばらず、お土産におすすめ
パリに来るたびにシーツやテーブルクロスを自分のために買う、という人も少なくありません。お土産にするなら、テーブルセンターやナプキン、クッションカバーなどがおすすめでしょう。サイズを選ばないので差し上げやすく、持ち帰りにもかさばりません。
洗いをかけた麻のハウスリネンのライン「Selena」のシーツやピローカバー。重みのあるしっかりした素材で、エレガントでありながら肌触りよく心地よい、1番の人気商品。17色の豊富なカラーとサイズ展開が魅力。ピローカバー2枚セット110€~。他にはないニュアンスカラーが豊富に揃う
麻のハウスリネンを扱っているメゾンは数多くありますが、インテリアショップ「キャラヴァン」の品は、洗練されたカラーバリエーションと、肌触りのよさに定評があります。日本でも一部展開されていますが、今回ご紹介する直営店「サン・ポール店」では、日本未発売のものが多く揃います。
(右)動物の形をした、スチール製のナイフレスト。コットンのポーチに入った4個セット38€。(左)コットン素材にインディゴのハンドプリントを施したポーチ「BATUA」35€。バスルームのアクセントにも。エキゾチックなインテリアアイテムも
お店に足を踏み入れると、ソファやベッドなどの家具から雑貨にいたるまで、「キャラヴァン」の世界が広がっています。モロッコ、トルコ、インドなどへの旅にインスパイアされたというコレクションは、トレンドに左右されない独特のパリらしさが漂っています。リネン類だけでなく、お土産に向くインテリア小物も店内のあちこちにちりばめられています。
Caravane Saint Paul
6 Rue Pavée, 75004 Paris
電話 +33 (0)1 44 61 04 20
営業時間 11時〜19時(月曜12時30分~)
定休日 日曜
https://www.caravane.fr