「ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル 香港」のエントランス。「マンダリン オリエンタル 香港」から徒歩5分くらいの位置にあり、複数のビルを結ぶペデストリアンデッキを渡って、屋外に出ずに移動することができる。
「ザ・ランドマーク マンダリン オリエンタル 香港」は、2005年に開業したコンテンポラリーなホテル。高級ブランドショップがひしめき合う地区の、中環(セントラル)駅と直結している商業施設「ザ・ランドマーク アトリウム」に隣接しているという利便性の良さや、一歩館内に入れば街の喧騒から逃れた静かでリラックスできる雰囲気で、何度も香港を訪れているリピーターにも高い人気があります。2015年に大規模なリニューアルを終えて、全111室ある客室はさらに洗練されて生まれ変わりました。
エントランスの階段を上った場所にあるロビーは、ホテルの利用客以外が立ち入らないコンパクトで静かな空間。
香港は、幾度も訪れる旅行者が多い街。“小規模なホテルらしい親近感がわく、友人や自分の家に来たかのような雰囲気に”との依頼を受けて、客室のデザインを手がけたのは香港出身の気鋭デザイナーであるジョイス・ウォン氏です。シグネチャールームである「L600」や、「L900ランドマークスイート」の室内は、木のフロアや革張りのソファなど、美しく調和のとれたアースカラーを基調にした柔らかな印象。優しいシルク色の壁には、木や鳥をモチーフにしたアートが飾られています。都会の真ん中にいながらも自然の安らぎを感じる、女性デザイナーらしい繊細な空間です。
「L900ランドマーク スイート」の客室は83㎡。シックで落ち着く別荘風の趣。