食と湯に癒やされる、西九州新幹線の旅へ。武雄温泉の名宿「御宿 竹林亭」（佐賀県）

御宿 竹林亭 （武雄温泉）

「梧竹」の露天風呂。庭園の緑を眺めながら、のんびりと湯浴みできる。“美人の湯”と称される、透明でなめらかな湯触りが特徴。

武雄の食と湯に癒やされる、御船山の名宿へ

佐賀県・武雄温泉は、今秋開業する西九州新幹線の発着駅。1300年の歴史ある温泉地には、江戸時代の藩主、鍋島茂義が3年かけて完成させた風光明媚な庭園「御船山楽園」があります。


この約15万坪の庭園の中に静かに佇む旅館が「御宿 竹林亭」です。客室はわずか11室。それぞれに趣が異なり、貴賓室、和洋室、和室の3タイプを揃え、どの部屋にも露天風呂を備えています。

部屋に案内されると、まずは地元の嬉野茶でお出迎え。馥郁とした香りとうまみに心身ともに癒やされます。離れにある「茶屋バー」では、お茶を使ったカクテルなどのドリンクも提供。



江戸時代の建物を改装した宿泊者限定の「茶屋バー」。左から、自家製モスコミュール1320円、グリーンティジントニック1320円、自家製レーズンバター660円。3月〜12月の営業。20時〜23時30分。月曜定休。

目の前の庭園は夜になるとライトアップされ、モダンにして幽玄な光の世界が広がります。宿泊者限定のこのバーで、幻想的なひとときをどうぞ。

夕食、朝食ともに部屋でいただく料理は、30代の若い料理長が和食をベースに柔軟な発想で手がけたものばかり。地元の作家や古伊万里などの器が、料理をよりいっそう引き立てます。



「佐賀牛ヒレ肉のステーキ 玉葱とりんごの和風ソース」。佐賀ならではの美味を楽しみにしているかたも多いとか。

下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。