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都通信記事一覧へ>> 金沢で今、行くべき&注目したい、2018年オープンのカフェ
(金沢特派員:直江磨美)
冬が近づくにつれ、天候が不安定になることが多い金沢。散策の合間には、カフェでひと休みしたくなります。街中には、さまざまなスタイルのカフェがありますが、今回は、2018年にオープンした新しいカフェを紹介します。
和菓子の名店・越山甘清堂の和カフェ
「Café 甘(カフェ カン)」
「Café 甘(カフェ カン)」の珠手箱(1280円)。定番から創作菓子まで旬の和菓子を詰め合わせたお重。金沢の老舗和菓子店・越山甘清堂が武蔵ケ辻にある本店に、カフェをオープンさせました。今まで休憩所だった場所を改装し、木を基調としたゆっくりできる空間に。また、テラスも造り、天気の良い日は屋外で召し上がることもできます。
昔は、甘納豆屋さんだったという越山甘清堂らしく、あんこの美味しさは特筆すべきものがあります。
カフェにも豆にこだわったメニューが並びます。また、今まで持ち帰り和菓子ではできなかった、食感や香りにこだわったものや出来立てを提供。美味しさだけでなく美しさにも存分にこだわっています。
どれも甘さ控えめで、パフェなども重くなく、ペロリと食べられます。加賀棒茶ときなこのパフェは、加賀棒茶のゼリー、あんこ、アイスクリームなどを美しい層にして、一番上に香り高い京きなこをかけてあります。ひと口食べればきなことほうじ茶の香りが、口いっぱいに広がります。
加賀棒茶ときなこのパフェ(880円)。甘さ控えめで、あんことクリームがベストマッチ。どのメニューも和菓子ならではの季節感を大事にし、一つひとつのお菓子には、金沢の職人技と旬がぎゅっと詰まっています。春夏秋冬、季節の和菓子に会いに、訪れてみたくなるカフェです。
木の温もりが感じられるカフェ店内。レジで注文を済ませてから席に着く。Café 甘石川県金沢市武蔵町13−17
電話 076-221-0336
営業時間 10時〜18時(LO17時)
水曜定休(祝日は営業)