土地の魅力を生かした最新ホテルへ 第3回(全4回) 世界中に新しくオープンするホテルのキーワードの1つは「ローカル」。その土地らしさをどう出すか、各ホテルがしのぎを削っています。森、温泉、港町、食材。日本が誇る4つの風物に出合える最新ホテルへご案内します。
前回の記事はこちら>> 海に浮かんでいるかのようなホテルの外観。奥には姉妹ホテルの「ヨコハマ グランドインターコンチネンタル ホテル」がそびえ立ち、夜景に彩りを添える。宝石をちりばめたような夜景が旅情を誘う港町・横浜に、まるで海の上に建つかのような「インターコンチネンタル横浜Pier(ピア)8」が誕生しました。
ふ頭を意味する名のとおり、海の玄関口である「新港ふ頭客船ターミナル」と一体になった、新しいスタイルのホテルです。
広さ133平方メートルの「シグネチャースイート」。ミニキッチンやダイニングテーブルも完備。リビングから、ベッドルームから、テラスから、海の景色を満喫できる。ホテル専用の入り口に足を踏み入れれば、周囲の喧騒が遮断された、心地よい静けさに包まれます。
客室はすべて45平方メートル以上で、クルーズ船をイメージした明るい色合いの瀟洒なインテリアが特徴。
大きな窓があり開放感に満ちたバスルームでリラックス。なかでも「シグネチャースイート」をはじめとする海側の部屋は、遮るものがないオーシャンビューを独り占めでき、その美しさは圧巻です!
レストランでは、神奈川県産の野菜や海鮮を使った料理や、日本庭園に面したすし処で美食に舌鼓。
レストランでは神奈川県産の洋風野菜や蜂蜜、近海でとれた海鮮類を、イタリアンとフレンチを融合させた料理でいただける。写真はディナーの一例で、オマール海老にうにと神奈川野菜を添えたひと皿。なお、ハイグレードな客室の宿泊者専用のクラブラウンジがあり、食事を特別な空間で楽しめるほか、チェックアウト後も正午のラストオーダーのため、最後まで思い思いの過ごし方で滞在をゆっくり満喫できます。
「クラブルーム」「スイートルーム」宿泊者専用の、クラブラウンジの入り口。海を見渡す広々としたソファ席で、存分に朝食、昼食、スイーツやお酒が楽しめる。 Information
インターコンチネンタル横浜Pier 8
神奈川県横浜市中区新港2-14-1
- ご紹介した「シグネチャースイート」は同30万円~(サービス料別)
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/小林廉宜
『家庭画報』2020年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。