心潤す夏の“花絶景” 第2回(全8回) “フラワーセラピー”という医学療法があるように、花には見る人を癒やし、幸せな気持ちにする力があります。夏は色彩鮮やかな自然の輝きに溢れた花々の季節。私たちの心を潤し、エネルギーを与えてくれる、夏の“花絶景”を、今年はぜひご自宅でお楽しみください。
前回の記事はこちら 華やかさに魅了される
南国生まれの“紫の桜”
ジャカランダ
ジャカランダは中南米原産で冬の寒さが苦手なため、日本で目にすることは少ない花ですが、実は世界三大花木の一つとされ、海外ではその鮮やかさが愛されて、“紫の桜”とも呼ばれています。高木に満開に咲いた様子が紫色の雲のようだ、と和名は「紫雲木(しうんぼく)」とつけられました。
宮崎県
ジャカランダの森
日本唯一のジャカランダの群生林で、約千本が立ち並ぶ。背景には穏やかな日向灘が広がる。
宮崎県日南市南郷町贄波3220‒24 宮崎県亜熱帯作物支場内
http://www.kankou-nichinan.jp(日南市観光協会)
見ごろ:5月中旬~6月中旬
写真/アフロ=片岡 巖
※ご紹介した絶景は、季節や気象条件等により見られない場合があります。ご了承ください。
※この特集は今夏、読者の皆さまの観光地への誘導を目的とするものではありません。来年以降のご旅行の参考にしていただきますようお願いいたします。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。