心潤す夏の“花絶景” 第6回(全8回) “フラワーセラピー”という医学療法があるように、花には見る人を癒やし、幸せな気持ちにする力があります。夏は色彩鮮やかな自然の輝きに溢れた花々の季節。私たちの心を潤し、エネルギーを与えてくれる、夏の“花絶景”を、今年はぜひご自宅でお楽しみください。
前回の記事はこちら 花言葉は「日々あらたに」
一日ごとに花開く生命力
キスゲ
キスゲは毎朝、太陽に向かって花を咲かせ、夜にはしぼむことを繰り返すことから、英語名は「day-lily」。パワフルなひまわりの黄色に比べて涼やかで、高原の風にそよぐ様子に心洗われるはず。「ニッコウキスゲ」の呼称が一般的ですが、その土地の名で呼ばれることも。
群馬県 野反湖(のぞりこ)
標高1500メートルにある湖の周囲にノゾリキスゲが群生し、深いブルーの湖と空に美しく映える。湖畔の遊歩道からも多彩な高山植物が見られる。(野反峠休憩舎と野反湖展望台は現在休業中)
群馬県吾妻郡中之条町入山
nakanojo-kanko.jp/(中之条町観光協会)
見ごろ:7月中旬~8月上旬
写真/PIXTA=tenjou
※ご紹介した絶景は、季節や気象条件等により見られない場合があります。ご了承ください。
※この特集は今夏、読者の皆さまの観光地への誘導を目的とするものではありません。来年以降のご旅行の参考にしていただきますようお願いいたします。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。