心潤す夏の“花絶景” 最終回(全8回) “フラワーセラピー”という医学療法があるように、花には見る人を癒やし、幸せな気持ちにする力があります。夏は色彩鮮やかな自然の輝きに溢れた花々の季節。私たちの心を潤し、エネルギーを与えてくれる、夏の“花絶景”を、今年はぜひご自宅でお楽しみください。
前回の記事はこちら 古から尊ばれてきた
黄金色に輝く“太陽の花”
向日葵(ひまわり)
ひまわりは南米インカ帝国では太陽神の化身と崇められてその姿を神殿に刻まれ、「太陽王」フランスのルイ14世はその力強さを好んで己の紋章としました。今も世界中で愛され、日本各地にも大規模なひまわり畑がありますが、休耕地利用、観光資源という目的だけでなく、みんなで心を合わせて育てたくなる、“光”や“希望”を感じさせる花の魅力あってのことでしょう。
北海道北竜町 ひまわりの里
東京ドーム約5個分の敷地に、約200万本のひまわりが一面黄金色に輝く、日本最大級のひまわり畑。長い期間楽しめるのも人気の理由。(今年の作付けはなし)
北海道雨竜郡北竜町板谷
https://portal.hokuryu.info/himawari/(北竜町ポータル)
見ごろ:7月中旬から8月下旬
写真/アフロ=田中幸男
※ご紹介した絶景は、季節や気象条件等により見られない場合があります。ご了承ください。
※この特集は今夏、読者の皆さまの観光地への誘導を目的とするものではありません。来年以降のご旅行の参考にしていただきますようお願いいたします。
『家庭画報』2020年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。