今、手に入れたい ときめきのジュエリーウォッチ 第3回(全12回) 腕時計は、時を知るための機能はもちろんのこと、熟練の職人の手仕事による究極の装飾美も楽しみたいアイテムです。ここに集めたのは、伝統と最先端の技術が融合したアーティスティックな時計の数々。宝石箱を開けたときのような、喜びと驚きに満ちた美の傑作が、かけがえのない時を紡ぎます。
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ふんわりと結んだリボンの愛らしさにときめいて
時計「ザ ティルダズ ボウ」(WG×ダイヤモンド、サテンストラップ、ケース径14ミリ、クォーツ)775万円/グラフ(グラフダイヤモンズジャパン)ダイヤモンドジュエラー「グラフ」がこの時計に込めたのは、シルクのリボンが織り成す、どこまでも柔らかな質感。ふんわりとした結び目のフォルムを、硬質な素材であるホワイトゴールドとダイヤモンドを用いて見事に表現しました。
ベゼルの外周には2列のダイヤモンドを施し、時計のケースそのものをリボンで包んでしまったかのような可憐な意匠が目を奪います。総計362石ものダイヤモンドが深く、瑞々しい輝きを手元へともたらして。
〔特集〕今、手に入れたい ときめきのジュエリーウォッチ(全12回)
表示価格はすべて税込みです。
撮影/Fumito Shibasaki〈DONNA〉 スタイリング/阿部美恵 取材・文/野上亜紀
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。