高貴なまでの白い艶をたたえた、プラチナ。それは、貴金属の中でも特に希少性の高い特別な存在です。有史以来現在に至るまでの採掘量を合わせても、わずか6000トンほど。ゴールドの約1/30にしか満たず、オリンピックの競技用プールに注いでも、やっと足首が浸かる程度しかありません。3グラム前後ののシンプルなプラチナの指輪をつくるためには、約1トンものプラチナの原鉱石が必要ということからも、その価値は想像できるのではないでしょうか。
プラチナ・ギルド・インターナショナル
また、化学的に安定した素材であるプラチナは、常的に身につけていても色褪せたり変質したりせず、歳月を重ねる中で、その白い輝きをずっと楽しむことができます。さらに日本で流通しているプラチナ・ジュエリーの多くは、90%以上という高い純度を誇ります。どんな装いやシーンともよく馴染み、婚約指輪、結婚指輪、アニバーサリーリングはもちろん、ファッションジュエリーの素材としても広く愛されているプラチナ・ジュエリー。世界でも特に日本人がプラチナのジュエリーを好むのは、その混じりけのない天然のピュアな白さが、けがれのない無垢な白さを至上のものとしてきた私たちの気質に適しているからかもしれません。