装いのスパイスにぜひ取り入れて。アクセサリー感覚で楽しむツイリー活用術！

第20回　アレンジ方法は無限大。実は便利なツイリー使いのアイディア

例えばクルーネックのニットを着たとき、「何か首元にアクセントが欲しいな」、「ネックレスをつけたけど、まだ寂しいかも……」と思うことはありませんか？

そんなとき、アクセサリー感覚で一日中つけていられる「ツイリー」をおすすめします。ツイリーはリボンに近い細長い作りのスカーフのこと。首元に色や柄が入ることで顔周りが一気に華やいだ雰囲気になるのはもちろん、スカーフ以上にいろいろな結び方ができるのが魅力です。


お店に並んでいるものを見ると、使いこなせるかしら……と思ってしまう人もいるかもしれませんが、首に巻く以外にも、バッグや小物にあしらったり、ポケットチーフ代わりにしたり、ベルトのようにウエストに巻くなんていうのもあり。アイディア次第で使い方は無限大です。

今回は、そんなツイリーをアレンジ例とともにご紹介。コーディネートのスパイスとして、こんなに便利なものはない！ということをお伝えできればと思います。

華やかながらも甘く見せない
クルーネックのアレンジ術

シンプルに巻くだけでももちろんOKですが、迷い世代が意識したいのは、甘く見せない工夫をするということ。下写真では、首元に巻いてひと結びした後、あえてリボン結びにはせず、「Z」のように折り返した部分を裏からピンで固定。立体感を出しつつ引き締まった表情にしました。上からブローチやピンブローチで止めても更に印象的に。鮮やかなツイリーは、他のアイテムの色を抑えて挿し色的に使うのも素敵です。



「トップスもパンツもはっきりとした強い色のコーディネートに、同系色の柄のツイリーをアレンジ。上下のコントラストが中和され、全体としてまとまりのある装いに」。ツイリー2万7500円　カーディガン14万8500円　中のプルオーバー12万1000円　バッグ38万5000円／すべてサルヴァトーレ フェラガモ（フェラガモ ジャパン）

メンズライクな中に遊び心を
襟を生かしたシックなアレンジ

シャツにツイリーを取り入れる際、クルーネックの場合と同じように首に巻くと、ツイリーと襟とで首元にボリュームが出すぎることも。そんな時はネクタイのように襟の下を通し、コンパクトに結ぶことで、柄の見える範囲が絞られシックにまとまります。下のコーディネートでは、シャツ・ニットともにモノトーンで揃え、メンズライクな印象に。ツイリーをアシメトリーに結び、かわいらしさと遊び心をプラスしました。



「ツイリーを結ぶ際に片側を長めに取っておくのがポイント。長いほうを折り返した形で結び目に通せば蝶ネクタイ風になります」。ツイリー2万9150円　シャツ19万8000円　ニット32万円　パンツ27万円／すべてディオール（クリスチャン ディオール）

普段のバッグを簡単イメージチェンジ
主役級の存在感に

たまに見かけるバッグハンドルのアレンジですが、小さなバッグであれば、本体にツイリーやスカーフを巻くのも、がらりと印象が変わって面白いと思います。過去に買ったけど最近使っていないな、というものも、バッグや小物に合わせれば活躍させてあげられるかも！　ぜひイメージを膨らませてみてください。



〈左〉小ぶりなボックス型のバッグにひと巻きするだけで華やかな印象に。「ブルガリを象徴するセルペンティモチーフのツイリーは、蛇が巻きついているかのよう。どう柄を生かすかでアレンジ方法を考えても楽しい！」。ツイリー2万4200円　バッグ（幅16×高さ13×奥行き7.5㎝）33万円　〈右〉ハンドルにくるくると巻き付け、バッグ両端の金具に結びつけるだけ。「肩掛けすると顔の近くにツイリーがくるので、顔映え効果も期待できます」。ツイリー2万4200円　バッグ（幅19.5×高さ20×奥行き5㎝）27万5000円／すべてブルガリ（ブルガリ ジャパン）

長さや幅によって、さらに使い方のバリエーションは広がります。今回ご紹介した以外にも、自分なりのアレンジをいろいろと試してみてください。意外にもツイリーをしている人は少ないので、自分らしく使いこなせば「ただものじゃない」と一目置かれること間違いなしです！

●お問い合わせ

フェラガモ・ジャパン
フリーダイヤル　0120-202-170

クリスチャン ディオール
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ブルガリ ジャパン
電話　03-6362-0100