週末ごとに川沿いで催される花火大会はもちん、納涼会や屋形船、別荘でのホームパーティなど……、夏のお出かけは浴衣で涼やかさを演出したいという方も多いのではないでしょうか。
簡単に結べて、一般的な文庫結びよりも一捻り凝った印象を与える浴衣の帯結びを、きものスタイリストの秋月洋子さんに教わりました。
大人の浴衣帯結び1 変わり矢の字
小物使いで個性が増す大人の結び浴衣の愛らしい雰囲気なら、「変わり矢の字」結びで小粋に演出してはいかがでしょう。表情豊かな二重のたれが、気になるヒップラインもカバーしてくれます。
コーディネートした浴衣と帯
きりりとした紺のコーマ地に、大きな朝顔が涼しげな浴衣には、はつらつとして若々しい黄色地に、柔らかなグレーとピンクの暈し縞の博多織の半幅帯を合わせて。朝顔柄コーマ地浴衣(反物価格)3万5000円 博多半幅帯(参考商品)/ともに竺仙 二分紐・帯留め各3800円/ともにれん(井登美)
●お問い合わせ/
竺仙 電話03-5202-0991、
井登美 電話03-3662-2661
秋月洋子
着物スタイリスト
雑誌や書籍での着物のスタイリングと執筆のほか、TV、CM、映画等でもスタイリング、着付け行う。着物まわりの小物ブランド『れん』、オリジナルデザインの帯留『九九』などの商品プロデュース、書家として自筆の着物や帯のデザインも手掛ける。著書に『大人のおでかけゆかたコーディネート帖』(小学館)、『大人のゆかたスタイルブック』(講談社)など。公式サイト「九九夜話」
http://ququyawa.com